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えりぬき
人工衛星の衝突でデブリが大量生成され、地上に落ちたものが観測されたとアメリカ中心に話題になっていました。
その中で、テキサスで見掛けられたものは、事故とは無関係だったと判明したそうです。ちょうど紛らわしいタイミングで、地球外から飛び込んで来たものだそうな。証拠の隕石が、落下地点で発見されました。
『航空機に対してスペースデブリの落下に対する注意を喚起するという事態
』が、警戒しすぎだったかのように語られていますが、そういうものではないですよね。デブリも注意。隕石も注意。流星群も念の為に注意しよう。意外と危ないです、雲の上。
午後には雨に戻ってしまいましたが、午前中は、雪だ雪だとたいそう職場が盛り上がりました。
視界以外の場所が雨か雪かを知るために、Yahoo!天気情報:全国の雨雪判別を使おうと思っていました。
ところが、しょせんは機械。職場近辺の、実況(正時)の雨雪判別が間違っていました。これでは他の場所も当てになりません。雨と雪(と霙)の判別は、難しいんですね。人間ならさらっと区別できるんですが。
てなわけで、万能観測システム、人間のレポートを読めるサイトを探しました。
関東地方へのリンクなのは、関東在住だからです(^^;)WeatherEyeが老舗で、投稿の質が高いのはウェザーニュース、tenki.jpは長文記事との連携ありが特徴、でしょうか。もちろん、他にも良いサイトがあるかもしれません。
ウェザーニュースが、flashからajaxにシフトしてくれるとありがたいなあ。flashは重い。
はいー。予告どおりの連続更新です。全力投球の突貫工事でへろへろです。
2009年のるるぶは、中継地点なんと97ヵ所。更新ペースは、開花状況に連動しているとは限りません。それぞれの地点を担当する方からの、一言コメントが楽しみです。今年も期待しております!
よっ、待ってました!るるぶ.com:お花見特集 桜前線とれたて便2009、本日付で更新開始です。
中継地点チェックと、速報地点件数の勘定が追いつかないので、いざや桜の樹の下へ更新への反映は明日にします。
いや明日以降。弱気。とととりあえず、他サイト情報いってみよう!
日本気象協会は、http://tenki.jp/sakura/にアクセスするとhttp://tenki.jp/sakura/expectationに飛ばされる仕様になっています。今年の特集がどういう構成になるかは、まだ不明です。
金銭でものの価値をはかるような話題を、2日続けて申し訳ない。
NECシステムテクノロジーから、監視カメラに映った人物や移動体を自動追尾するシステム「AlertEye」が発売されます。
なんと、378,000円です。ビル設備として、なかなかお求めやすいお値段です。技術サンプルに値札を貼ったのではなく、売上台数を見込んでの本気商売と見ました。
監視カメラによる撮影と同時に映像を解析して、人や車両などの動体を検知、さらに自動で対象を追尾してズーム表示を行う
おお。ターゲットを捉える円に、なぜか30度ぐらいずつの刻み目盛がついてたり、謎の引出線が作動音付きで表示されて分析しちゃったりする、あれですね。素晴らしい。
……NECシステムテクノロジー社のサンプル画像を見る前に、盛り上がりすぎました。
地味だ……(当たり前だ)
KDDIが、イリジウム携帯の新型を発表しました。
海外に縁のない暮らしなので、普段だったらスルーするところでしょうが、イリジウム衛星という単語への感度が上がってまして(^^;)
結果としてあの事故が、これ以上ないタイミングでのイリジウムネットワークの宣伝になってしまったのは、何というか日頃の行いが……良いのか悪いのか。でも、通話品質確保に余念がないことは伝わりましたね。
価格は24万9,900円(税込)。
って、昔の無線機みたいなカオでその値段は!
媚びない値段です。実用品なんだなあ。携帯電話をライフライン、文字通り「生命線」として使う人達にとっての。出不精のデスクワーカーが冷やかし気分でスペック見ようとしたりして、ご無礼つかまつりましたorz
若田光一さんも搭乗を予定しているスペースシャトル・ディスカバリーの、打ち上げが延期になりました。
半月前に聞いたような。……ん?
NASAは2月3日、スペースシャトル・ディスカバリー(STS-119)の飛行準備完了審査(FRR)を行い、打ち上げを2月12日から2月19日に延期すると発表した。(sorae.jp)
NASAは2月7日、スペースシャトル・ディスカバリー(STS-119)の打ち上げを、2月19日以降から2月22日以降に再度延期すると発表した。(sorae.jp)
NASAは2月13日、スペースシャトル・ディスカバリー(STS-119)の打ち上げを、2月22日以降から2月27日以降に再度延期すると発表した。ディスカバリーの打ち上げ延期はこれで3回目。(sorae.jp)
NASAは2月20日、スペースシャトル・ディスカバリー(STS-119)の飛行準備完了審査(FRR)を行い、2月27日の打ち上げをさらに数日間延期すると発表した。
(中略)
新しい打ち上げ日時については、来週の会議でさらに議論する予定で、現段階では発表できない。(sorae.jp)
馬鹿正直に数日だけ延ばすから、何度も何度も再延期になって印象が悪くなるんですよ(泣)ミスター・スコット方式で行かにゃあ!
もっとも、NASAの予定表はぎゅう詰めなので、長めに見積もりましたが早く修理できたんで早く打ち上げましょう、てな柔軟性はないんでしょうね。NASAのお役所体質が垣間見える、延期延期騒動でした。
人工衛星事故の関連ではなく、機体そのものが問題源のようです。安全確保が最優先ですから、もう好きなだけ延期繰り返してくださいな。なまじスケジュールを優先すると、チャレンジャーのように……(切な過ぎるので以下割愛)
いざや桜の樹の下へ更新です。
河津桜の開花推移が、結構早いようです。生き物ですから、突然暖かい日があると、慌てちゃうのかもしれませんね。伊豆半島の雪に、びっくりしていることでしょう。もうちょい早く降ってくれれば、既に河津桜原木が葉桜だなんて状況には、ならなかったかもしれないのになあ。染井吉野のために、じんわりした寒さが続く事を希望します。
アメリカのNASAとEUのESAが、木星探査、土星探査を合同で行うと発表しました。
地球圏では仲間に入れてもらえたのに、日本、遅れをとっているなあ。今の技術力じゃ仕方ないか。
いつもはライバル顔をしていても、やはり、ざっくりまとめて「欧米」と言えてしまう近しさがあるんでしょうね。
研究開発の規模が大きくなるほど、途中で生まれる知財を独占して一儲けするのは難しくなります。それでも手を組んだのは、知識を隠し合うのではなく、共有して地球人全体の技術力を高めていこうという、崇高な思い……
じゃないんだろな。このご時世だから、予算確保のための苦肉の策かもしれないな(^^;)
まあそれでも、合同開発になるのはいいことです。
国境だのイデオロギーだのは、科学研究の前には本質的問題じゃありません。欧・米だけでなく、知的好奇心を最優先できるすべての人々が、手を携えて地球外に歩み出せるような、時代が来ますように。
波瀾万丈の生涯を送っているハッブル望遠鏡に、またひとつ不幸伝説が増えました。
一難去ってまた一難の修理ミッションに、次の一難がやってきたのです。
ハッブル宇宙望遠鏡の軌道高度までスペースシャトルを上昇させた場合、イリジウム衛星とコスモス衛星の衝突によって生じたデブリ・クラウド(デブリ雲)とニアミスとなる可能性が増大してきた
ハッブル望遠鏡自身が原因の延期(打ち上げ直前に新たな修理箇所が発見される)、NASAのケアレスミス(ダブルブッキング)、今度は偶発事故の巻き添え。
ことあるごとに、ハッブルを励ます表題を掲げて雑記録を書いてきましたが……
語彙がなくなってきました……
嗚呼、修理を待ち侘びるハッブル宇宙望遠鏡の運命や如何。
じゃんけんに関する無知、不明を恥じ、ここにお詫び申し上げる次第であります。
ロンドン科学博物館(London Science Museum)に17日、新しいスタッフがお目見えした。来場者をジャンケンで楽しませてくれるロボット、「ベルティ(Berti)」だ。
じゃんけんは日本のローカルな遊びで、世界に通じず、諸外国は似たような状況でコイントスをするものだ、と思い込んでおりました。
チョキあいこの写真とキャプションを見てもまだ、じゃんけんは和訳時点での言葉の綾だと思っておりました。
日本ではじゃんけんだけの大会が開かれることはほとんどないが、近年じゃんけんが普及した地域では新知識に対する感動が大きく、世界大会(カナダ大会?)が開かれるようになった。日本ではグーパーじゃんけん等があるので大人数でもじゃんけんのトーナメントはほとんど行われなくなったが、世界大会はトーナメントで戦われている。(Wikipedia)
Wikipediaに感心させられてしまった(^^;)悔しい。
いや、本題はそこじゃない。ちゃんと五本指でじゃんけんするロボットが、イギリスで生まれた事実が素晴らしいのです。
別の国なんだから当然ですが、イギリス人のロボットのセンスは、アメリカ人とどこか違いますね。イギリスの方が好きです。
ベルティ君というよりベルティさん、てなたたずまいなのも、また面白い。
言っちゃ悪いが、これです、これ。21世紀のバッドニュースは、こういうものばかりになって欲しかったんだ。
(人工衛星イリジウム33とコスモス2251との衝突で生じた)膨大なスペースデブリは今後の衛星の運用に多大な影響を及ぼすことが懸念されているが、衛星よりも前に航空機の安全にも支障を及ぼす状況ともなってきた。
いい感じにSF中編導入部ですね。航空機が重要視されているのが、近未来っぽいです。
もちろんプラネテス[Amazon]でもいいですが、航空機側を主人公にしてもいいな。地球規模で対応すべきスペースデブリ対策が出遅れる中、航空会社は個別に対応策を考えざるを得ず……
サイエンス部分にフィクションがない(^^;)
アメリカでの目撃証言ばかりなのは、衝突がシベリア上空だったことと関係があるのか、アメリカ人の意識が高いせいなのか、これまた面白いところです。
今日の伊豆半島は、雪でした。河津桜まつり情報局のblogに、証拠写真が掲載されていました。
満開を迎えて色鮮やかな河津桜と、その遠景でうっすら雪をかぶった山のモノクロームとの対比が、横浜写真を髣髴とさせて美しいです。路面の状況から考えて、この情景はそう長い時間見られなかったと思われます。撮影に感謝。
トリミングしたいとか言っちゃ駄目。
WNIから、第一回桜開花予想の発表が行われました。いざや桜の樹の下へ更新です。
例年通り、さくらプロジェクト(個人での定点観測)参加募集も始まりました。
もちろん、名所案内も2009年度版に刷新されました。【開花速報】weathernews:さくらCh.、更新開始です。速報地点数は前年比1増の641地点ですが、単純に1ヵ所増えた訳ではなく、あちこち入れ替わっています。
JR東海:そうだ 京都、行こう。で、今日から春の特集が始まりました。今年は、醍醐の桜だそうです(^^)開花速報頁はまだ開設されていません。
そして【開花速報】京都新聞:京都の桜情報には、2/05付のニュースが掲載されました。3月中旬から開花速報が掲載されると予告されています。京都に春が近付いています。
WNIによると、桜前線開始は3/20、最早地点は東京、高知、宮崎、熊本、福岡あたりとの予想です。早い、早すぎるorz
だってほら、スピリットは「魂」だもん。魂の交流ってやつがお得意なんだ。
どうしていつも(2機の火星探査車のうちで)「スピリット」の方だけ、発電能力が減少してピンチになると突然、旋風が土埃を吹き飛ばしてくれるのか、ブロガーの間では、以前、「スピリット」が撮影した映像の中に偶然、写り込んでいた小さな「火星人」との関連性を指摘する声なども(冗談まじりに)飛び交っている。
さる2/6に発生した奇蹟は、2度目だったそうです。やるなスピリット。
そういえば、火星着陸5周年を迎えたばかりの1/24〜1/26に、地球との交信に不調をきたした(参:Technobahn)のも、スピリットでしたね。
カメラの死角からスピリットを見守り、必要最小限だけ手助けする、心優しい火星人。
ただし1月下旬だけは、スピリットが動こうとした方角で、存在の証拠をまたしても撮影されてしまうと気付き、あわてて妨害したのである!
うはー。いいな。幸せ。
あのう……ものはついでで、オポチュニティとフェニックスの面倒も見てやってもらえませんでしょうか?
近畿と東海も、昨日の強風を春一番と認定したようです。結局昨日で、春一番宣言が出揃っちゃいましたね(東北、北海道、沖縄は宣言なし)。
さあ春だ。意気揚々といざや桜の樹の下へ更新です。
ちなみに、横浜の全日平均風速は5.4m、午前中の静けさが平均値を押し下げてしまったようです。夜中の風が凄かったなあ。停電するんじゃないかと、雑記録書きながらびくびくしてました。
本日16時頃から、関東、北陸、中国、四国、九州で春一番が吹きました。
去年に比べると、日付は10日早くて、流行りの地球温暖化とやらみたいですが……春一番の日付はぶれが大きいので、ご懸念には及びません。
むしろ今年の春一番は、久々に、絵に描いたような春一番でした(^^)
2007年は日没後で、雰囲気が出ませんでした。2008年はなんと、南風が吹いた後に気温が下がってしまうという、春一番の定義に拘る大失態を演じてしまいました(失態か?)。
その点、今日のは!
場所 | 時刻 | 風向 | 風速 | 気温 |
---|---|---|---|---|
横浜 | 11時 | 東北東 | 2m | 9.3℃ |
12時 | 南西 | 7m | 14.9℃ | |
22時 | 南南西 | 8m | 16.9℃ | |
東京 | 14時 | 北北東 | 1m | 12.2℃ |
15時 | 南南西 | 7m | 16.3℃ | |
24時 | 南南西 | 10m | 17.5℃ |
この変わりよう。そして、最高気温が22時以降に出るという、時刻を無視した温度上昇っぷり。これぞ、春一番の醍醐味ではありませんか!
ああ気持ち悪い。なまあたたかい。
一桁台の気温が好きなんだ(;_;)
これは最初の事故かも知れないが、決して最後の事故ではない。
アメリカ東部標準時間2月11日11時55分(日本時間2月12日1時55分)、イリジウム社の通信衛星「イリジウム33(IRIDIUM 33)」と、ロシアの通信衛星「コスモス2251(COSMOS 2251)」が軌道上で衝突した。衛星破壊兵器のような意図的な衝突を除けば、人工衛星同士の衝突はこれが初めて。
先に懺悔します。ロシアの衛星が、既に稼働していないデブリ状態だったと聞いて、「じゃあ両方デブリじゃん」と思ってしまったことを。
イリジウム衛星電話は、立派な現役サービスですorz
日本では日本デジコムがサービス展開しているようです。
一時期話題になって、ネガティブ情報(ごつい重いetc.)聞いて、忘却する一連の流れの中で、サービス終了という嘘情報が紛れ込んだようです。申し訳ない。
話を戻して。衛星が衝突したのは高度約790km、国際宇宙ステーションがあるのは約350kmです。ちなみに、静止軌道は35,786Km(Wikipedia)で、随分と上です。脱出速度に達しなければそのうち全部の破片が地球に落ちるので、静止衛星には影響ないでしょう。
てなわけで、低い軌道にあるステーションが気懸りです。これは、各デブリが、損傷を与えるほどの速度・寸法かどうかが鍵でしょう。ゆっくり衝突すると、生まれる破片が大きくて、高速だと破片が小さそうな気がするんですが、さあどうでしょ。
回避で運動量使うと、ステーションが軌道に留まっていられる時間が減ってしまうんじゃないかという心配もありますが、杞憂なのかなあ。
いざや桜の樹の下へ更新です。
るるぶ.com:お花見特集は、2月に撮り溜めた情報を3月に入ってから公開するんだったように記憶しています。いざや桜の樹の下への開始日は、ページがアップデートされた日ではなく、写真撮影日や取材日なので、判りづらくなってしまってますね。アップデート日を明記してくれるサイトばかりじゃないので、写真の日を基準にしないと収拾がつかなくなるという裏事情がございます。ご了承くださいまし。
立体映像と並んでSF屋が夢見るのが、手ぶらでのコンピュータアクセス、どこでも映像投影です。
元となる技術は、随分と進んできているんだなあ。
試作品は、普通のウェブカメラと、米3M社の電池式プロジェクター、付属ミラーでできており、すべての部品はネット接続が可能な携帯電話に接続されている。ユーザーは携帯電話からの情報を、あらゆる物体――壁や第三者の身体、または自分の手など――の表面に投影できる。これらの部品にかかった費用は350ドル未満だ。
指先に、目印用のカラーサックをはめて、あらかじめ決めておいたアクションを行うと映像が投影されたり、写真を撮る前に人差指と親指でフレームを作るあのポーズに合わせて、カメラ撮影できたりするようです。いい感じに魔法っぽく進化しつつあるぞ、科学技術!
350ドルの試作品だけあって、どうにも不格好なのが難点です。まあ、格好よさなどというものは、皆の価値観をどうにかするパワーがあればねじ曲げられます。どうにかできるよう、頑張っていただきましょう。
MITの学生が中心かあ。パロアルト研、どうしてるのかな。
1/23付雑記録でも話題にした、人工衛星「いぶき」とその仲間達。IT企業ソラン製の『かがやき』だけ、応答したニュースが入らないので心配していました。
今もまだ、通信できていないようです。
米コロラド州にある北米航空宇宙防衛司令部(NORAD)からソランに入った情報では、かがやきとみられる衛星が予定軌道上を周回中という。
ソランはこの情報に希望をつなぎ、NORADからのデータを基に軌道を計算し、かがやきからの受信に備えている。同社スタッフの一人、仲田和矢さん(23)は「子どもたちの夢がかかった計画だ。必ず受信する」と力を込める。
おおう、サンタ追跡の友NORAD!
人工衛星探しは、本業でした。どこのどの衛星でも探してくれるんだとは思いますが、こうやって海外と連携したと聞くと、一気にスケールアップした感でわくわくします。子供たちの手形を積んだ衛星を、大人たち皆で探してやろうぜ!心意気ってもんだ!
でも、たとえ通信が叶わなかったとしても、自分たちの人工衛星が地球の周囲を回っているのは、それだけで充分、素晴らしいことですよね。ついこの間まで、そんな夢を叶える方法はなかったんですから……
アカオハーブ&ローズガーデンの熱海桜で、花見をしてきました(^^)v
散りかけです。ぎりぎり危ないところでした。後方の白いのは、たしか梅です。
河津桜は三分咲きでした。交代といったところでしょう。斜面で日当たりがばらつくのか、個体差が大きいです。
強行軍でちと疲れているので、今日はここまで。
「気まぐれ桜旅」のモバイラー中ちゃんこと中西さんが、『大人の桜旅2009[Amazon]』に、桜紀行を執筆されました。
テレビやイベントもそうですが、大きな媒体で活躍される度に、桜の季節が3月4月だけでないという知識が、着実に広まっていると思います。ありがたいことです。熱海桜や土肥桜のように、現在進行形で植樹・整備中の早咲き名所も増えていますし、桜は冬から楽しめるものだという「常識」が、根付いてくれるといいな。
だからさ、自治体サイトの皆さん、企業サイトの皆さん、桜特集頁はもっと早くからオープンしましょうよ!!(結局我田引水かい)
平生は、臨機応変にマークアップできるテキストエディタ+FTPのコンビネーションに満足しているくせに、こういうときはモバイル投稿対応のブログが羨ましくなります。
てゆか、ケータイでFTPってできるものなの?
商売上手な財団法人、日本気象協会から、桜の開花予想が発表されました。
どこが商売上手かと申しますと……
全国56地点の予想開花日や桜前線(予想)を携帯電話(NTTドコモ、SoftBank、au)公式サイトで2月4日より公開します。
(中略)
月額税込105円(EZwebは100円)です。
ケータイなら課金がしやすいと踏んでの、媒体制限でしょう。実際、携帯サイトを訪れたら、開花予想&豆知識は有料だと門前払いされました。PCだとこうも巧くアクセス制限できませんからねえ!
これが商売上手でなくてなんなのか。営利団体か(洒落にならない)。
毒が紛れ込んだところで、いざや桜の樹の下へ更新です。流石に一昨日の今日なので、数は少ないです。
ほら1件だ。おや、地点が11ヵ所も増えているぞ。なぜだろう?……いやはや、2月上旬ならではの気迫です。4/01頃の発見だったら、ここまで分けて掲載したか怪しい(^^;)
以下余談。日本気象協会の開花予想は、3月前後にはPCからも閲覧可能になると思われます。ポータルサイトのデータ提供元になる率が高いことも、申し添えましょうか。だから何だとは言いませんが。
立春。はじまりの日。
JAXAの探査機「はやぶさ」が、3億キロメートルの彼方で、エンジンを再始動させました。
地球に帰ってくるために。
2003年に小惑星探査へと出発し、2007年に帰ってくるはずだったはやぶさ君は、小惑星到着後に様々なアクシデントに見舞われ、通信すら途絶し、地球への帰還がたいそう危うくなりました。
技術的詳細は省きますが(というか人に説明できるほど理解してないよ!)、とにかく、目的のために手段を選ばないとはこういうことか!と感服するほど様々な手を尽くして、はやぶさ君は地球に向かいました。
今日のエンジン再点火で、地球へ向けた3億キロのコース取りと、加速とが始まります。
地球到着予定は、2010年6月。
日程は構わない、無事に帰っておいで!
……ヤマトとST:VOYを見たくなりました(^^;)デッドラインのゆるさからいくとVOYなんですが、骨の髄まで染み透っているのはヤマトですからしょうがない。なお、ヤマトは帰途は一瞬だったじゃないかってツッコミは、ご遠慮ください。連想は理屈じゃないのだ。
次の電網花見更新は、立春にするつもりでした。
そんな暢気なことを言っておられないくらい、溜めこんでしまいました。えー、節分記念、いざや桜の樹の下へ更新です。
詳しい開花状況につきましては、開花時期が近くなりましたら、松崎町役場、松崎町観光協会のホームページにて随時報告いたします。』と頼もしい文面が掲げられています。楽しみです。
みなみの桜のお祭りが、2/05に始まります。伊豆半島の桜は、新名所目指して植樹中の地点も多いので、情報を探す時は鮮度にご注意あれ(^^)/
以前、花粉症のシーズンに、杉花粉を山火事の煙と見間違えた119番通報があったというニュースを見ました。その時、ああこれは仕方ないと思ったものです。
今日もまた。
JR八高線の下り始発電車が走行中、車両外の床下から煙が出ているのに乗務員が気づき、停車した。車両に異常はなかったが、線路付近に灰のようなものが積もっていた。JR東日本は「線路に積もった(浅間山噴火のものと思われる)火山灰を電車が巻き上げ、煙に見えた可能性がある」としている。
緊急停車したのは、東福生駅と箱根ヶ崎駅の間、地名は羽村市川崎とのことでした。……と言われてもよく解らないので、地図で確認しました(Mapion)。
横田基地内じゃん。
過剰反応してしまうのは、余所者の証拠なんでしょうが、こりゃ、緊急停車もしたくなるよと早合点しても、許されそうな場所でしたな。
いや別に、基地がどうこうじゃなくても、電車が煙を吹いたら、停車していただいて結構ですが。浅間山噴火を考えに入れておけという方が無理難題です。
昨日は、ヒューマンエラーを天災に喩えましたが、やはり本物の天災はスケールが違う!振り回されても怒らないのが、地球人の嗜みですね。
Googleが、有害サイトのリスト(ブラックリスト)を更新しようとして、うっかりそこに「"/"を含むすべてのURL」を紛れ込ませてしまったそうです。
もちろんその結果、世界の全URLが、有害サイト指定を受けることとなりました。
やらかしてしまってから、気付いた社員が事態を収拾するまでに、1時間かからなかったそうで、なかなか迅速な対応です。社内で通報が上がったんでしょね。自社製品をちゃんと使っているんでしょう。
や、こうやって書くと当たり前のように聞こえますが、ソフトウェアにはしばしば、「自分で使ってたら1分で気付くだろ!」レベルの不具合が潜んでいるもので……
ブラックリスト作りは、ホワイトリスト作りよりもずっと繊細な作業なので、機械任せにはできません。ところが、人間は、最大のエラー発生源でもあります。緻密な結果を求めると、おそろしく間の抜けた間違いを仕込んでしまう危険性を、背負い込むというわけですね。二律背反のようですが、人間の本質的な限界です。逃れられません。
データ投入においては、ミスデータ混入、ヒューマンエラーは「天災」です。天災に対して求められる対策は、発生そのものを防ぐ事よりも、発生後の被害拡大を防ぎ、被害からの回復を迅速に図ることでしょう。
そう考えると、あまりGoogleを責める気にはなれません。復旧にかかる時間の、更なる短縮目指して、頑張れGoogle。