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えりぬき
ハッブル宇宙望遠鏡の最高性能カメラ、「掃天観測用高性能カメラ(ACS)」が故障したそうです。なんてこったい。
ああ、後継の宇宙望遠鏡が待機してさえいれば、老体ハッブルを退役させると決定されても、気にしなくて済むのになあ。今はただ、修理のもたもたさ加減がいらだたしい。地上の望遠鏡はどうしたって、天候にかなわないんだから、宇宙望遠鏡は必要なのだ。
もっとも、このカメラは、打ち上げ時の1990年から搭載されていたものではなく、2002年という割合最近の年に設置されたものです。カメラ自体はまだ耐用年数を過ぎていません。望遠鏡の寿命が来つつある話とは、分けて考えた方が良いかもしれませんね。
NASAの機器はときどき、気合いをエネルギー源にできるので(例:マーズ・エクスプロレーション・ローバ)、ハッブル望遠鏡にもぜひ頑張ってもらいたいところです。
「食物を摂取すると体重が減る」錬金術が成立しないのは、どうでもいいんですが。
肩凝り解消体操とか、脳活性化トレーニングとか、財布を開かなくても実践できる健康体操の類の信憑性は、いかがなもんなんでしょう。
「あるある」の情報を一つたりとも信じる方がおかしい、みたいな流れになっているのは、腑に落ちない……
ていうか、どれがあるある起源の健康トリビアだったか、もうごちゃごちゃで判らないっす。又聞きのものもたくさんあるし。
ここはぜひ、ガセビアの沼で検証をよろしく。って局が一緒だ。
振り込め詐欺の連絡先として使われた電話番号の一覧を、警察庁が発表しました。0120のフリーダイヤルが結構あります。
むかーし、電話番号はリサイクルされるもんだと覚えていたのですが、ここに載った番号は永久欠番になるんでしょうね。それとも、リサイクル制そのものをもうやめてるんでしょうか。
どちらにせよ、こうして情報が公開されるのはありがたいことです。月に一度ほど見直しするそうです。リスト知名度の向上そのものが犯罪抑止につながるので、どんどん広まるといいな。警察庁の方でも、振り込め詐欺情報一覧にリンクできるよう、ディレクトリ構成を整備してほしい。
1/30 00:00JSTにWindows Vistaが発売されるということで、あちこちで深夜イベントが用意されているそうな。
……新製品発売って、こういうもんだっけ。
マイクロソフト自身は別にスタートダッシュしたいとは思っていないのだから、小売店が提灯を掲げて回る必要はないのに、大変だなあ。
日本では、好奇心旺盛な18歳前後が身動き取り辛い受験シーズン。アメリカでもギフトシーズン終了後。いや、年頭にずれこんだこと自体は不本意だったとしても、火曜日発売じゃね。初動を見栄えのいい数字にするつもりはないんでしょ。
ほっといても、PC本体の買い替え需要がありさえすれば、延々と売れる仕組みを作り上げちゃったもんねえ。超ロングテール。気の毒なのは小売店です。
しかし、ゲーム機の時は、勝手に伸びる徹夜行列にしぶしぶ対応してる感があったんですが……有名人にギャラまで払って客集め。滞在時間も長くしようとしてる?新製品発売って、こういうもんだっけ。
この期に及んで語る方が野暮なのか。
おいこらフジテレビ系列各局よ。ようく聞け。
FNS列島桜中継2007を、確実に盛大に開催するように。
「ブログ更新一覧」てな感じでリストアップされていたら、客を呼べそうな見出しだな。肩透かしを笑って許す寛大な人間が減っているから、冒険はしないのが正解かな。
OTV沖縄テレビ放送の開始が遅れていまして、桜莫迦としては、ヒッカケではなく本心からやきもきしております。例年ですと、1月中旬スタートなのですが。
ともかく、いざや桜の樹の下へ更新です。
気温が高いせいか、気の逸り方が2月下旬級です。まだ1月!節分前!河津町河津桜原木開花もまだだから!
まさかヴォネガットの処女作短編『バーンハウス効果に関する報告書』を、いまになって新刊で読めるとは思いませんでした。
ただの本ではありません。英会話リスニングCDで、戯曲形式です。音源が古いということで、ラジオドラマか何かだった模様。原文通りでない抄録なわけですが、なにせ版元品切れの『モンキー・ハウスへようこそ』でしか読めない作品ですから、贅沢は言いません。貴重音源までつけていただいて、嬉しい限りです。
2006年10月発行なのに、前書きで入手困難本をさらっと紹介しているのが小憎らしい。わざとやってるのかなあ。知らずに買ったお客さんが、無邪気に早川に問い合わせてくれるのを狙っているのかもしれません。再版してほしいですよね。同本曰く、ヴォネガットは「現代アメリカ文学を代表する作家の1人
」なんだから。
それにしても、どんな基準で作品を選んでいるんでしょう。フレデリック・ポールまであるし(^^;)マニアックだ(^^;)
振り返れば、今冬は東京の積雪量が、まだゼロなんだそうな。横浜も、風花舞う日こそあったものの、積雪量はやっぱりゼロの筈です。
改めて考えるまでもなく、スキー場がゴルフ場になるほどの暖冬ですっけね。
困ったものです。
桜って樹は、いったん寒さを味わってからでないと、上手く咲けないのです。
1月が通常花期の琉球緋桜が、早咲きにならずにもたついているのも、「寒さ不足」が一因らしいです。
この分だと、今年の桜前線が、またしても前線ぶつ切り放題、同日開花し放題になりかねません。もちろん前線だけでなく、個々の樹の花付きも心配です。古木は花の数が気まぐれで、外れの年は剥き出しの枝だらけになってしまうんですよ。
気の休まる暇もありゃしません。暖冬とは、実に、困ったものです。あーこりゃこりゃ。
Yahooの地図サービスで、期間限定の「江戸時代地図閲覧サービス」が始まりました。
「江戸」は、有名人のお宅訪問(江戸編)に、安政3年(1856)と明記されていました。
「明治」は、東海道本線有楽町駅なし・浜松町駅あり、で、明治42(1909)年末〜明治43(1910)年6月の間のようです(参:Wikipedia:東海道本線)。それぞれ、時代内でもほとんど最後の時期ですね。
地図を360度回転させられるようになっているのが珍しい。一見必然性の感じられない機能ですが、江戸古地図を見て、必須だと解りました。
文字がいろんな向きに書かれているのです。文字を読み始めると、回転させたくなるというわけですよ。
江戸に気を取られて見逃しがちですが、意外に明治地図が面白いです。外堀通りがお堀で、しみじみ感心させられるかと思えば、銀座界隈の賑わいに、明治と平成が地続きであることをはっきり自覚させられたりもします。飽きません。
期間限定はもったいない!Googleだったら常設だろうになあ。ぜひとも、常設になってもらいたいものです。大阪もよろしく(京都は変化に乏しそうだ)。横浜は、江戸時代に苫屋しかないから、三世代地図は厳しいでしょう。
法律の方がどうかしてるんじゃないか、とか、法の精神はともかく運用がどうかしてるんじゃないか、とかいう事象がめっきり増えた近年ですが。
ついうっかり、『ヤマダ電機が職安法違反』という見出しに食いついてしまいました。
服装は、男性がスラックス・白系のワイシャツ・ネクタイ・黒または茶の靴、女性が白系のブラウス・スカートか白系のチノパンを指定。髪を染めたり脱色したりすることを禁じ、「清潔な髪」「寝ぐせはついていないように」などと細かく指示していた。「昼食時の外出禁止」など休憩時間も厳しく管理していた。
これが「犯罪」の内容だそうな。
店員が正社員でもバイトでも、客には関係ない、というのは、バイト心得としてよく語られるところです。
ボサ頭ネルシャツダメージジーンズ、休憩時間に通りをぶらついているような店員が、正規雇用者であろうとメーカー派遣であろうと、客には関係ありません。そんな店員のいる店に、好印象を持つはずもなし。
客商売としての常識を説いて逆切れされたヤマダ電機が、気の毒な一件でありました。メーカー側が、非常識な人間を送り込んだ過去があったって話じゃないのかね。
業務に加わってもらう以上、指示ゼロで済む筈はないわけで、職安法がどうかしてるんだと思いますよ。本来は、ただ働き防止のために作った法律だろうになあ。使い方が変すぎる。
物騒な暴君の物騒なピンチが、世界中ではやっています。こういうのならいいんですが。
てなわけで、暴君ハバネロ様のハバネロよりも、更に辛いというトウガラシの新品種が出来たそうです。作ったのはエスビー食品。暴君ハバネロは東ハト。暴君、下克上の危機ですよ。
100グラムの乾燥果実中に、辛さを示すカプサイシンを4.1グラム含有し、これまで世界一だった「レッド サビナ ハバネロ」(通称・ハバネロ)より0.5グラム多かった。
何だかよく解りませんが、素手で触ると危険だったりするのでしょう。ギネスブックへの掲載は勲章授与なのでさておき、この辛さをおいしく活かした食品に、早く巡り合いたいものです。S&Bだけに、香辛料やカレールウという方面への展開がありそうです。しゃれにならない目つぶしパウダーになりそうで、どきどきしますね。花粉症シーズン等でうっかり目をこすってしまうような人には、恐怖の香辛料となることでしょう。
Windows Vistaその他、マイクロソフトの新ソフトは、ライセンスのややこしさもバージョンアップしていました。個人で1台で使うだけだからライセンス種類は関係ない、という人でも、企業に勤めていたら、やはり勉強しておいた方がよさそうです。
「自宅使用プログラム」は、SA(ソフトウェアアシュアランス)を契約している企業の従業員が、SAを契約しているマイクロソフト製品を自宅で使用できるようにするもので、原則メディア代のみで使用権を得ることができる。使用権は、SAの契約数1つあたり、1人の従業員に1ライセンス分付与され、SAの契約期間中のみ有効となる。対象となるソフトは、Office製品やVisio、Publisherなどで、OSは対象外だ。
もう1つの「社員購入プログラム」は、いくつかのOffice製品、フライトシミュレータなどのPCゲーム、はがきスタジオなどが割引価格で購入できるプログラムだ(個人的には、XBOX360も対象とすると、よりXBOX360も売れると思うのだが?)。利用にあたっては全社契約が必要となるものの、小規模企業でも利用できるOpen Valueの全社契約オプションでも利用できる。
家で書類を作るために、Officeをポケットマネー購入しなくて済むということですね。会社がSA契約を結んでいたら、証拠ちょうだいとせがんでみると、出費をセーブできるかもしれません。もちろん、ライセンス形態を選べる立場なら、そしらぬ顔で役得を手にするのも一興。
もっとも、在宅勤務という勤務形態が、情報漏洩に厳しくなる一方の世論の中で、いつまで続くかは不明ですが。
誰が、家でまで仕事したいもんかね。
新宿御苑の管理事務所前で、1/19に寒桜が開花しました。2006年は2/6でしたから、かなり早いです。そんなこんなでいざや桜の樹の下へ更新です。
沖縄の桜は三分咲きの模様ですが、一律には言えません。琉球緋桜は咲き方のむらが激しいのかな。いや、たぶん、定点観測がなくてピックアップの報だけを聞くから、ばらつきが大きくなるんでしょうね。
散歩中に見付けてブックマークだけしておいたら、どこのサイトの紹介記事からたどったのか判らなくなってしまいました。ちと後ろめたい。
二次元バーコードのQRコードを作成してくれる無料サービスです。1バイト文字を埋め込んでくれるおまけ付。
ドット絵を埋め込んだQRコードは広告で見たことがあります。つい、読み取れるかどうか確かめてしまいました。宣伝媒体としてのパワーは大したものです。
このサービスでは文字だけとはいえ、ランダムパターンのようなQRコードに、可読性のあるシンボルが混ざるのは、なかなか楽しいものです。さっそく作りました。当サイトはてんで携帯アクセスに向いていないので、メールアドレスです。
(MOJI-Qで作成)
使用可能文字数よりもメアドの方が1文字多いので、後で修正しました(^^;)ついでに@の色だけ変更したりして。そのせいか読み取り時間がかかることもありますが、いちおうちゃんと認識しました(V603SH)。
縦5pxのフリー枠になってるんだとしたら、文字の書き換えも可能と思いますが、そこまでは試していません。色々応用できそうです。
「今年のロボット」大賞ノミネートリストを眺めて以来、ロボットの定義がすっかり判らなくなりました。
セグウェイのニュースはROBOT Watchの管轄だったんですか。正直言って意外でした。
ともあれ、お馴染みセグウェイに、オフロード仕様車が登場したそうです。
こうして説明を読んでいると、やっぱり楽しそうで、乗ってみたくなります。ゴルフでも始めるか。
でも、いざ現物を目の前にしたら、いりもしない自意識過剰が一働きし、遠巻きに眺めるだけで試乗せずじまいかもしれないなあ。
それにしても、ロボットの定義は何だろう。ナイト2000はロボットだろうか……(←混乱中)
先日、「国内初の無料週刊マンガ誌」を、手渡しで配っている現場に行き会わせました。
スルーされました。
や、もらうよもらうよ!
しかしいくら何でも、こちらから手を伸ばすのはためらわれます。結局もらい損ねたのでありました。
漫画に興味がなさそうな真人間に見えたのかなあ。
ペイルココーンという単語を知っているような人材には、配っておいた方が良いように思われますが。
配布担当者(?)の人物鑑定眼(??)が問われます。まだまだ甘い。
心強いことに、この12年で、技術は格段に進歩しました。
悩ましいことに、この12年で、マニュアルと成文法にしか従えない人間が格段に増加しました。
人間の想定を楽々と超えていくのが災害であり、だからこそそれは非常時と呼ばれるのです。
臨機応変と紳士協定こそが、災害の只中で求められる人間の知恵。
12年間で、日本人の知恵が、後退してしまっていないことを祈ります。
待ってました。MNPの試金石、au 2007年春モデルの登場です。
フラッグシップはW52T、オサレモデルはMEDIA SKINとのことですが、筐体の使いやすさで、まず没にしました。畳める事は基本条件です。
ワンセグモデルが欲しいので、W51SH、W51CA、W51K、W51Tが候補となりました。
W51SH:50x109x23 136g、アクオス携帯、デジタルラジオ、サイト横表示、Felicaなし。
W51CA:50x105x22 135g、オープンアプリ(Java)対応、アナログFMラジオ、Felicaあり。
W51K :50x103x20 131g、薄型、アナログFMラジオ、Felicaあり。
W51T :51x103x21 142g、デジタルラジオ、PCドキュメントビューア、Felicaなし、画面サイズ240×320(他は240×400)。
デジタルラジオとJavaアプリの対決だなあ。勝手アプリは楽しいから、W51CAにしよう。
さて、次は発売日……ん?
春モデルでは高速通信規格「EV-DO Rev.A」対応端末は投入されない(ITmedia)
あはははは。
購入の大前提が、EV-DO Rev.A採用なんだから、そもそも春モデルは全機種、購入対象外だったってわけさあ。
さんざっぱら検討してから気付くとは、なんと間抜けなのでしょう。
ハッピーマンデー制度自体の善し悪しは、この際置いておきますよ。
成人の日は、第2月曜ではなく、第3月曜にしてほしかったです。
正月連休の付録のような第2月曜では、せっかくの貴重な祝日のありがたみが目減りします。正月ボケが長引くだけです。
ルーチンワークの日々が始まり、窓の外では1月中旬の「真冬」シーズンが猛威を振るい、心身ともに疲労が溜まってくる第3月曜にこそ、祝日はふさわしいのではありますまいか。
要約:疲れたー。
早い話が、いざや桜の樹の下へ更新です。
まともな和訳なしの"Prunocerasus節"について。
Wikipediaでは「ニューワールドプラム」と表現されているが、その正体は不明。所属する個別の種も、和名不明。アメリカ大陸にだけ存在するスモモらしい。各種事典では、日本に存在しない種や、存在しない種だけを含む分類項目は、記述を割愛する事が多いようだ。それに倣って、省略されているのかもしれない。
もちろん、ニューワールド・オールドワールドという区分法自体が、一般に採用されていない可能性もある。日本語文献が発見できないので、この辺は未知のまま。
そもそも和訳なしの"Lithocerasus亜属"について。
解説のつもりで書かれているdwarf cherriesも、Prunus pumila (Sand cherry)も、正体不明。泣きの涙で英語論文を読みふけったら、「LithocerasusにはPrunus tomentosaが含まれている」と受け取れる記述を発見した。Prunus tomentosaの和名はユスラウメである。日本語の文献では、ユスラウメは"Microcerasus"の仲間とされる。
これにより、Lithocerasusのおおまかな正体がようやく判明した。
ただし、学名の接頭辞"Litho-"は「石のような」、"Micro-"は「小さな」で、Lithocerasus=Microcerasusではない。どちらがより適当な分類かは、研究中らしい。
百科事典の引用整形コピペがしたいだけなのに、なんで、英語の学術論文を何本も読みふけって解説注釈を付け加えねばならんのだ。百科事典というものは、解説そのものの集合体じゃないのか。冷凍睡眠中だった英語力を叩き起こして頑張りました。Google Scholarとお友達になりました。
いや、Wikipedia自体は、最初からこういう代物なのでしょう。無批判に提携して、妙な権威を与え、複製文書をはびこらせる企業サイトの罪は重い。
現実に避難している人がいるというのに、不謹慎で失礼。
昨日、地震津波データ情報の話を書いたら、いきなりのM8.2津波警報でびっくりしました。データ放送の準備、最終チェックまでこぎつけていたかなあ?本番データで検証できるとはびっくりです。こゆものはむしろ、永遠に本番データが流れない方が良いので、実地試験できてありがたいか、っていうと微妙っちゃ微妙ですが。
大自然様は意地悪なので三度目の正直をお好みではあるまいか、と、密かに心配になる、最大波高40cmの報でありました。
役所だのコンサートホールだの整備している暇があったら、「避難所に使える建築物」を、異様に豪華に快適に造った方が、住民のためになるんじゃないかなあ。冷暖房完備着替え常備、就寝設備、厨房、大浴場にトイレ付、大した災害じゃなくてもつい集まりたくなるような、そんな素敵な避難所を。
NHKが、ワンセグ等のデータ放送で、地震と津波の情報を扱うと発表しました。1/17に開始とのこと。もちろん、阪神だけって訳ではなくて全国版です。
インターネットで、同じ情報がなんぼでも見られるやない。第一報を知った時は、ついそう思いましたが。
インターネットのようにアクセスが集中して回線障害が発生する心配がない
ああっ。喉元過ぎてたorz
そうだった、いつもいつも、肝心の災害発生直後or真っ最中、アクセス過多性エラー503で情報サイトが落ちるんだった。アクセス数関係なし、これが「放送」の強み!
地震・津波だけと言わず、台風も落雷情報も、ぜひぜひ専用ワンセグサービスでお願いしたい。
据置テレビ用デジタル放送にはあまり期待してません。というか、そちらに情報を集めて欲しくありません。座り込んで、コンセント給電の大型テレビを見てられるような状況なら、緊急放送はいらないですからねえ。避難の参考にする緊急情報は、持ち歩けた方がいいんですって。
そうきたか。
そんなに体を張ってまでone more thingを用意しなくてもいいじゃないか。
第一報を受けての感想がこれだった事自体、すっかりジョブズの話術に嵌っている証拠です。相変わらずの現実歪曲フィールド、完敗です。
発表製品の方は、採用技術の差はともかく、法律だったり著作権団体だったりがうるさそうで、海の向こうのおとぎ話として指をくわえるしかないのかなあ。うっかり欲しくなると大変なので、ちゃんと記事を読んでいません。
パソコン以外の製品の完成度と茶目っ気を見ていると、どうしていつまでもMac OS Xが隔靴掻痒なのか、ぼんやり理解できてきます。ゴミ箱を膨らませたりコンピュータに挨拶をさせたりしたがるような、愛すべき先鋭の技術者は最早、OSチームに収まっていられないんだよね。Apple全体から消えたんじゃなくて、良かったよ。
さあさあ寄ってらっしゃい見てらっしゃい。最新流行(?)のサクラ分類法、「サクラ属サクラ亜属サクラ節」。サクラ亜属の分類単位学名、Subgen. Cerasusをぐぐってみると……
桜莫迦を筆頭に4件、そして全世界で35件、とはどういう事だ。
サクラ節のSect. Sargentiellaに至っては、世界的に少なすぎて不安です。
記述するのに「凝りすぎ」になる事情もお解り頂けるでしょう。Flora of Japan・日本花の会以外は、図書館で出典書籍を直接読みました。もしかしたら今、世界で一番丁寧に書かれた分類比較かもしれません(^^;)うっひょう。
こうなる事が明白だったから、不甲斐ないWikipediaへの愚痴が飛び出していたわけですよ。
しっかりしてくれ集合知。
そんなこんなで、いざや桜の樹の下へ更新です。
鏡開きもまだなのに、こんなハイテンションでいいんだろうか。毎年の事ですか。
さすがに「ホーキング博士、宇宙を目指す」というタイトルだと、同案多数すぎるかと思いまして。
車椅子のSTファン、スティーブン・ホーキング博士が、2009年に宇宙へ旅行する計画を立てているそうです。ヴァージン・ギャラクティック主催の、10万ポンド(2300万円)の地球低軌道飛行です。
元ライブドア榎本大輔さんのは2000万ドル(23億円)で、ソユーズに乗り、国際宇宙ステーションまで行く飛行でした。
ホーキング博士と財布膨れ素人、国際宇宙ステーションでゆっくり無重力を味わって欲しいのはどちらの人材かと申しますと、いや、申し上げるまでもございませんね。もっとも博士の飛行はヴァージングループからの招待なので、予算で選択した訳ではないでしょうが(^^;)
テレビ番組で時折見掛ける、飛行機を使った数秒ずつの無重力体験は、今年のうちに訓練がてら体験する予定だそうです。どうか気を付けて、そして、お楽しみ下さい!
ソフトバンクモバイルから、パケット定額サービスを4,725円で付けられる、基本料金980円のプランが御目見得したそうです。
「通話しないケータイ」として使うなら、魅力的に見えますね。一見。
ソフトバンクの発表にはいつも罠があるから。
「3Gに頑として移行しない客層」が存在する、ってことも理解したようですし。
でもほら。ソフトバンクの発表にはいつも罠があるから。
本気で安いんだったら、他社が追随してくれたら良いな、と願うのみであります。
早くau新機種が出ないかなー。ワンセグ高速通信モーションコントロール。
連休谷間の仕事始めは、バッタと一緒に米を搗いていたら終わりました。正月二日以降ずっとぐずつくという週間予報が盛大に外れ、快適でした。
正月ボケを直す気ゼロで、職場宛に届いた年賀状など眺めておりましたら。
年賀状の宛名面に何が起こったか。
流麗な毛筆書体の住所と下の名前と、苗字の「橋」に囲まれてひときわ目立つ、――カクカクゴシックのはしご高。
くち高の字形で全部毛筆書体の方が、よっぽど行儀よく見えますがな。
プリントアウトの宛名面なんて、正月っぽい雰囲気をさらっと楽しんで、誰宛かをさらっと確認する程度の価値なんだから、几帳面に字形を拾った挙句不自然な仕上がりで終わるよりは、異体字を採用して雰囲気を壊さずに仕上げる方がよろしいと存じます。
や、だって、印刷仕上げの時点で、堅苦しく言うと既にもう失礼なんだもん。字形にだけ拘るのはおかしいですよ。筆耕係を雇う経費を省いたなら、妥協点を正しく見極めなきゃね。
米iTunes Storeにて、スタトレTOSのビデオ販売が始まったそうです。
わあ羨ましい。日本でも買えるようにならないかなあ。
うん。でもちょっと待て。
ワンセグサイズのテレビドラマ、お金払ってまで見るほどのものだろうか?
お試しだけなら現在のiTunesで、ストアを変更するだけで用は足りるのですし。というか足りました。勢い余ってANIMATRIXまで見てきました。
つい色々欲しくなってしまいました。
日本で販売していなくて良かった!危うく、低解像度の動画ファイルを買い漁って呆然と後悔しているところでしたよ!
日本の著作権持ちが、商売ベタで助かりました。はっはっは。
さあて。いよいよ今年も、半年に亙る花見シーズンが始まります。2007年度電網花見リンク集「いざや桜の樹の下へ」、更新開始です。
2007年の抱負を申し上げます。「開花日・満開日をリアルタイムで追わない」「一番目の目標を達成するために、バックナンバー皆無のサイトは削る」、以上です。
なんだかまるでアンチWikipediaな人みたいに、時折、Wikipediaへの愚痴をこぼしております(^^;)
いや誤解なんですよ。役に立ってくれという期待値が高すぎるので、裏切られた時に心底がっかりしてしまうのです。
はなっから期待していない一部社会科学分野ならともかく、自然科学で「あてにならない」記述を見つけてしまうとは……
学説が諸説入り乱れている事項を扱う時には、立脚位置を明確にし、首尾一貫した記述を行う事が大切です。
ところが、そういう中央集権的な手法は、Wikipediaがもっとも苦手とするところなのでした。基本がボトムアップですから、大枠を決めておいても、項目ごとに個々の執筆者の主義主張がにじみ出て、解説の濃度がばらばらになってしまうのですね。
具体的に何の話か書かないと、意味不明でしょう。植物の分類体系でございます。
平たく申しますと、学界の最先端であるらしい体系と、一般人に馴染みの深い体系と、Wikipediaで分類法として採用している体系が、ばらばらなんでございますよ。
基準完全準拠の人、一般人向けの解説を足してくれる人、そもそも別体系準拠で執筆した人、と、どうもいろいろいるようなのです。複数の項目を相互参照しようとすると、食い違いが出てくる。食い違いのどちらが正しいのか判別する能力を持っていないので、どちらも信用できない。つまりは「あてにならない」。
参りました。嗚呼、軽い気持ちで始めた事だったのに、なんだっていつもこう深みにはまるのか。
ていうか、分類の仕方が3種類もあるってだけでびっくりです。学名も変わるらしいっす。びっくりびっくりです。
微妙に見覚えのあるご挨拶。
今年のニューイヤーコンサート指揮者はズービン・メータさんでした。
教育テレビで見ていたら、休憩時間の四方山話が興味深かったです。伊藤博文がヨハン・シュトラウスを呼ぼうとしていたとは、初耳でした。鹿鳴館ポルカとか書いてもらえたかもしれないんだなあ。惜しいことしたなあ(近代史苦手なんで、時代考証しくじってたら失礼)。
ひのと(丁)を読むのに(変換するのに)えらく手間取ってしまった。不覚也。