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えりぬき
今年も一年、ありがとうございました。
IntelMac購入者は、Macとビジネスライクなつきあいしかできなくなって気の毒なことと存じます。
まあね、パソコンがインターネットへの入口になり、そのネットの向こう側では各種犯罪者が手ぐすね引いてお待ちかね、という時代が到来した以上、パソコンに親しみやすさがありすぎると、誤解を招いて宜しくないのかもしれません。
年の締めくくりまで皮肉ってどうよ。もっと爽やかに年を見送ろうよ。
2007年がよい年になりますように!
清水寺の梵鐘が来年、530年ぶりに取り換えられることになり、除夜の鐘は明日で聞き納めと決まったそうです。
さらりと、ごひゃくさんじゅーねーん。
最近行った時に清水寺があちこち改修されていたので、その一環なんでしょうか。2.3トンが金属疲労で落下してきたら、文化的価値をさておいても確かに被害甚大になりそうです(^^;)遠い東の地の住人がもったいながったり感傷的になったりするのは、無責任でしょう。
新しい梵鐘は、門前の商店会からの寄進だそうです。永く愛される鐘が完成するといいですね。ちなみに気になる現在の鐘は、収蔵庫に保管されるそうです。大日本帝国みたいに鋳熔かされなくてよかったよかった。
毎年、新年の瞬間は、テレビ東京のジルベスターコンサートで迎えると決めているんですが……NHKのゆく年くる年で清水寺が取り上げられそうだなあ……録画すると価値が激減する番組だから弱ります。そして、ジルベスター年越し曲は威風堂々第一番。ほっといても大好きな曲でございます。聴きとうございます。どうしましょー。
正月は伊達巻のためにあるといったら過言ですが、伊達巻が好きです。
といっても、マニアになって極めるほどの熱さではなく、鈴廣と籠清を並べてにまにまする程度ですが。
デパ地下に行ったら、伊達巻の試食がちらほらあったので、ソムリエのように全力でテイスティングしました。
どうやら、世間が求めていそうな伊達巻とは、好みが違うらしい。
伊達巻に求めていない事。
玉子焼き。
高野豆腐。
麩。
甘さ控えめでふかふかな伊達巻に流行られても困惑いたします。それは伊達巻じゃない。買えません。
そして考えた、伊達巻に求めている事。
だしの風味。
しっとり感。
長崎カステラ。
っていうか和風長崎カステラ。
っていうかそもそも長崎では伊達巻を「カステラ蒲鉾」とも呼ぶんだってさ。
結論が出たようです。
甘さゼロ噛み応えゼロの伊達巻に違和感を覚える感性は、捨てたもんじゃないと満足いたしました。
たぶん正月はウィーンフィルと箱根路のためにあるんだと思うよ。
二千円札並にありがたい、日本語ドメイン名URL。受益団体が張り切っている分、二千円札より人騒がせです。
プレーンテキストメール中の日本語ドメイン名("http://日本語.jp"等)を、メーラーがURLと認識してwebブラウザに投げるための指針を、日本レジストリサービス(JPRS)がまとめたそうです。
URL抽出認識機能に対する注文は、ただひとつ。
一刻も早く消え去ってくれ。
フィルタをすり抜けてきたスパムメールで、マウス操作を誤ってうっかりリンクをクリックしてしまい、詐欺サイトにご招待、という悲喜劇が、いまも世界のどこで発生しているか判りません。プレーンテキストはプレーンなまま、HTML文書のつまみぐいみたいな真似はしないでほしい。
昨夜、東京電力:雨量・雷観測情報が絶不調で、目の前で落ちてる雷をてんでプロットしてくれませんでした。業を煮やして別サイトをみっけてきました。各国への転送台更新です。
WNI提供:横須賀市ピンポイント天気と、電力会社つながりの中部電力を、落雷情報バックアップとして追加します。
WNIのピンポイント天気は、他にも契約している自治体がありました。横浜でも神奈川でもなくて横須賀ってのが面白いです。電力会社では、東北電力と北陸電力を発見しましたが、関東が観測範囲外なので除外しました。昨日眺めていたエキサイト天気落雷スキャンは、画像が粗くて直前データしかないのでこれまた除外。
そういえば、東京電力:雨量・雷観測情報自身も、いつの間にかURLが変わっていました。http://www.thunder.ne.jp/をやめて、東京電力ドメインに収めていました。リンクを張りましたが、15秒で新URLにジャンプします。
ドメインを減らしたいんでしょうかね。悪用防止で(少なくともしばらくは)死蔵しなくちゃいけないから、効用は薄いような。手放してしばらくしたら、ゲームか格闘かなんかのドメインになってたりして。
……もしかして、そういうにおいが強すぎて、東電直営信頼性抜群サイトに見えないから変えた?(^^;)
12月下旬にあるまじき(?)大雨が、太平洋岸沿いにとことこ横浜にもやってきています。
気象人によると35年ぶりだそうな。あれ、珍しいけど前代未聞って訳ではないんですね。「あるまじき」は大袈裟だったか(^^;)
今も窓越しに聞いていると、台風みたいな、ムラっ気のある嵐です。気温は下がらないし、雷まで鳴っちゃうし、なんだか年末ぽくないっす。
いや、大掃除がはかどってない部屋の中で年末ぽさを感じ取れないのは、天候のせいじゃないな。
東京電力落雷情報と、エキサイト天気落雷スキャンが、どっちもアクセス集中でガタガタになっている……orz
間違い探し?
答:キャプションが間違い。
「1つの画像ファイルに2回リンクを張っている」も正解とします。
いやいや座興座興。答を知っていてもなお見比べたくなるのは、どういう心理状態なんですかね。
Queen's Squareのシンギングツリー。明日まで。
ピンクのフラワーなパワー(笑)と黄色が目立って、あまりクリスマスらしくないというのは秘密です。
NORAD Track Santa 2006も忘れずに。
今日は天皇誕生日、明日は日曜日。明後日は月曜日で出勤日。
週休二日制の会社なのでいつもどおりの週末なのですが、土曜日がカレンダーで赤文字なせいか、連休気分です。
そういや、祝日法が変わって振替休日の定義が変わったんだっけ……と調べてみました。
具体的に言うと、5/3、4が日曜になった時、いままでは振替休日が5/5で相殺されていましたが、これからは繰り越して5/6を休みにするようになったとのこと。
偶にはいいことするじゃないか。
決まったのは今国会てわけじゃなくて、2005年だったんですけどね。
祝日法は、いわゆるサラリーマン向けに作られています。農業など、人間の暦は我関せずな商売にとっては、改正は大した問題にはなりません。
だったらいい加減、もう一ヵ所、根本的に改正しませんか。
話の流れで丸分かりですね。土曜日を日曜日と同等の扱いにするんですよ!
学校でまで週休二日制を推進してるくらいだから、休日と定めたって、首尾一貫してると思うんですが。ぜひぜひ。
祝日が土曜になるのは今に始まった事じゃないのに、やたらと今日印象的だったのは、師走下旬というシーズンの特性でしょうか。
そうか明後日は会社か。むー。
経済産業省他が始めた「今年のロボット」大賞の受賞ロボが発表されました。
やはり今年が初回だったんですね。初回の大賞受賞者は、今後の選定方針の目安になりますから、特に重要です。さて、栄えある大賞は!
導入実績が10件近くある、ビル清掃ロボット&システム(富士重工+住友商事)でした。
最先端実験品よりも、実用化済み製品中心で行くようです(^^)
実用機同士で「今年のロボット大賞」を競えるほどに技術がこなれてきたと判断して、この大賞を始めたのかもしれません。
こうやって入賞ロボを見ていると、ロボットは「自動機械」と翻訳される言葉なのだという事を痛感します。可動部分があるかどうかが、ロボットの条件なのかなあ?
ゲーマー以外の客層を取り込むための任天堂の策略は、大成功です。
ゲーム専用機情報は普段素通りしていくこの耳なのに、しっかり鼓膜が反応しました。
「Google Earth+NASA天気情報」を、「Wii+ウェザーニュース」が先取りしました。しかもWiiリモコンなので、地球をぐるぐる回せます。ネットにつなげている人は、既に昨日から楽しめているんですね。羨ましい。
ソフトウェアがどれだけ高性能になろうとも、結局、最後に享受するのは人間であり、ハードウェアインタフェースが勝負なのだと実感しました。
テキスト入力を頻繁に行うウェブサイト利用では、フルキーボードを備えているコンピュータが有利です。そのせいか、同じWiiチャンネルのサービスでも、「インターネット」や「ショッピング」には興味を惹かれません。
ただし、ポイント・クリック・ドラッグのオペレーションとなると――ポインティングに特化したも同然なゲーム機リモコンが、圧勝するのです。
Google Earthで地球を回すよりも、Wiiリモコンで地球を回す方が、楽しそうだよー。
さて、Wiiリモコンといえば今熱い話題が、ということで興味が湧いてニュース記事を読んでみました。オマケストラップの紐が切れるだけであって、フック部が破損するわけじゃないんですね。なあんだ。与えられた物をそのまま信じてしまう素直さも悪いことではないですが(お子様も使うゲーム機器ですし)、耐久性を自分で判断すれば済む話のように思いました。親切でオマケをつけたら仇になった任天堂が気の毒という印象です。ストラップ穴は用意したから後は各自よろしく、ってボール投げちゃえば幸せだったのにね。
「開口部にカバー付けない主義」「市場規模考えずに新規格へ切り替えます主義」「筐体擦り傷上等主義」のメーカーとつきあってると、創意工夫が身に付きますったら。
世の中に訃報のない日はないってのは、解っちゃいるけど、や……はり、ちとショックだったので。
青島幸男さん、岸田今日子さん。立て続けの訃報です(岸田さんは12/17死去)。なんだかなあ、冷え込みが厳しくなったからとか、関係があるのかなあ。
スーダラ節とか無責任一代男とか、作詞は青島氏なんですよね。
都知事公約違反でイメージダウンした時に『この世で一番無責任と言われた男』作詞者が無責任男に!つって笑いましたっけ。ふー。政治で失敗したかどうかだけで語るには、もったいないお人でありましたよ。ばーばばばーばばばーばばばあさん。
そしていわゆる「岸田今日子声」の抑えたナレーションは、いつの間にか刷り込みを受けてしまったらしく、とても怖いのです。あの怖さがもう味わえないのは、とても残念です。ムーミンより怖さが先に立つのは、なんでだろう?
仕方ない事とはいえ、「超ベテラン」が減っていくのは悲しいなあ。合掌。
知的財産は使ってこそ、広めてこそありがたみがあるというものです。
NASAは我々の惑星と宇宙に関して人類の歴史上の他のどんな組織よりも多くの情報を収集し生成してきた。これらの情報はすべての人に役立てるために収集されてきており、また多くのものがパブリックドメインにある
かっこいいぞNASAエイムズリサーチセンター。
さて、肝心の発表本文はといいますと、Google Earthへの一層綿密な情報提供の宣言だそうです。リアルタイム天気、そして、月と火星の立体地図作成。
Google MoonとGoogle Marsだー!ブルーチーズだけじゃないぞ、Moon。
地図というものには、地形情報だけではなく、ランドマークが不可欠です。探査機着陸位置だけではさみしいので、ぜひ、恒久基地の建設予定図など、ご提供戴きたい。楽しみにしています。
Google Solar Systemと名乗るに相応しくなる日が、待ち遠しいです(^^)
パトカーのガラスが防弾だとまでは思っていませんが、なんとなく、一般車より頑丈そうなイメージを抱いていました。用途からして。
少女はパトカーのリアガラスに2回頭突きして、ガラスを粉々に割った。
どうしましょう。純粋に引用しただけなのに、異様にシュールです。村上春樹?
神戸のパトカーがヤワなのか、15歳少女が超人なのか。その前に、職務質問受けて暴れすぎだってとこに驚くべきなのか。
はたまた、万引き犯が犯行直後に、遠くに逃げもせずうろうろしていることを驚くべきか。いや違うなこれは。
全国中学駅伝に参加するはずだった7チーム(全48チーム)が、ノロウイルスの猛攻にやられて出場できなくなってしまったそうです。中学生は法律上だと子供の範疇ですが、体力勝負的にはかなり丈夫な年代です。「子供と高齢者が影響を受けやすい」って時の子供は中学生じゃありません。
浦和レッズは結局別の腹痛だったっぽいですが、怖い事には変わりありません。
外出後は、石鹸での手洗いとうがいを徹底だ!帰宅して、とるものもとりあえず、コート脱いで、部屋着に着替えて、さあ洗面所……
……
外で付けてきたウイルス細菌が、家具や洋服に塗布されまくり済じゃないだろうか。この行動順序。
どこまで詰めが甘いんだorz
実機レポートがいまひとつ増えないPLCアダプタ。NTT東日本が、自社ブランド品を発売しました。
松下製品は品薄か在庫切れだそうで、好評のようです(出荷台数が少ないんだとか言わない)。着実に広がっていると喜び、NTT製品の写真を見ました。
もしや、また同一品OEMなのでは、と疑いたくなる外観でした。
OEMが悪いとはいいませんが、製造元がひとつだと切磋琢磨しなくて済み、結局は技術進化のスピードが落ちてしまうので、真っ向対立メーカーがあるのが望ましいです。ましてや、製造品質が落ちてきているこの御時世、回収騒動の際に代替品を探せなくなる事態への心配もしなくちゃいけませんしね。
とかなんとか言いつつ、まだ真剣に製品を探してません。
だって居間のコンセント周りが、蛸の巣だったんですもの。
居間の(壁の)コンセントは2口です。そして、コンセントを占領する家電は、テレビでしょ、ビデオでしょ、エアコンでしょ、……はい突破。駄目だ。
サービスコンセント付き製品のお越しをお待ちしております。
しばらく前、メーヴェの模型が空を飛ぶ映像を観た記憶があります。模型といってもかなりの大きさなため、飛翔する姿は優美で感動したものです。
それは始まりに過ぎなかった、のですね。
東京オペラシティタワー内NTTインターコミュニケーション・センターにて、メーヴェの実機(!)やシミュレータを展示しているそうです。
メーヴェ実機体験の条件は、くじ引きに当たる事と、体重58kg以下である事。メーヴェコクピットを使用してのMSマイクロシミュレータ体験もございます。クイズに正解する必要があります。どの条件が最も厳しいのかは、各自の判断に任せるとして。
もう既に、有人飛行は成功しているのだ(^^)/
メーヴェって二人乗りやったことなかったっけ?次は強度だ!?楽しみです。よいもの見せて下さって、ありがとうございます。
表題やら言い回しにナウシカを含めようとしたら思いつかず、うっかり読み始めてしまい、時間を無駄にしまくって今に至る(泣く)
Winny作者有罪ショックで、ネット界隈は賑やかです。当然ながら反対あり賛成ありで、人の意見を聞くたびにすぐ納得してしまう骨なしには辛い状況でございます。
てなわけで今日は、ホタルイカに癒される事にしました。
USBメモリと言えば、のソリッドアライアンスが、ホタルイカ型のUSBメモリを発表しました(^^)
釣り用ルアー原型師に依頼して本格的な形状を目指すことといい、鮮魚売場風のパッケージといい、相変わらずの気合いがたまりません。
そして、原型師氏の「生きているイカはたいへんかわいい
」「形が制約されるなかで、かわいさを表現した
」というさらっとした断言に負けました。つぶらな瞳がぷりちーですか。くるんとした足のデフォルメが可愛い。そうですね。(さっそく納得している)
Winny開発者の金子氏に、京都地裁から有罪判決が下りました。有罪無罪そのものより、理由がおかしい。
悪用禁止令はケーサツ避けのポーズに過ぎず、煽る本音が透けて見えていた、と言って有罪にするなら話は分かるんですが、なぜか、著作権侵害の蔓延を積極的に意図してはいなかったと認定した上で有罪。おっかないねえ。
法律屋ってのは、行間に秘められた真意よりも字面をありがたがる商売ですので、いやよいやよも好きの内理論=若手芸人そそのかし理論に対抗するのは難しいんでしょう。有罪ありきで始めて理由を組み立てようとするから、製作者が目的外使用の責任までとらされる判決になっちゃうのだ。
当人の態度とかソフトの出自とかは、判例になっていく上でさっくり削ぎ落とされてしまいそうな部分なので、この判決が今後どうやって一人歩きするか、それが心配です。
控訴審で、せめて、理由部分がひっくり返りますように。
個人的には無罪だと思ってます。道義的責任と刑法の有罪無罪とは別ですよ。
アメリカのフォーブス誌で、毎年、『もっともリッチな架空の人物』ランキングを発表しているそうです。アメリカ向けなので、アメリカでの有名どころが揃っています。その有名どころから、フィンランド人(?)が一人、掲載資格なしということでランキング入りを取り消されました。素敵です。
日本版はないのかなあ。雑誌はプレジデントか東洋経済あたりがよろしいかと思われます。少なくとも、書泉ブックマート御用達雑誌のたぐいでは、この味わいは出せません。
そして!アメリカ+サンタ+堅物で誰もが思い出す、北アメリカ航空宇宙防衛司令部の追跡作戦が、今年も準備されていました。2006年版に改装済みです。毎年、ふと思いついて見に行くので、いつから準備しているのか不明です(^^;)やっぱ1ヵ月前?
トラブルシューティング頁の日本語が、もうちょっとだ頑張れ!と手に汗握る流暢さでした。Firefox正式対応が嬉しいです。
作戦従事者リストが見当たらないような。
農林水産省が、外国の料理屋で「正しい日本食」が出されているか、審査しようとしています。これに、一部海外マスコミで猛反発が起きているそうです。
海外っていうかアメリカなんですけどね。
よりによってアメリカ人に、料理の定義を語られたくありません。
「米政府がアフリカや香港や韓国でアメリカ料理の認証をやろうとするだろうか」という韓国系米国人の和食店オーナーの声を紹介している。
えー?なんでやらないの?やるべきです。アメリカ料理ってどんなんだか知りませんが。
イタリア政府はナポリピッツァの認証を行っています。フランス料理は世界遺産を目指す勢いで定義が固まっています。メキシコも、却下されたものの、世界遺産申請をしたそうですから、定義は固まっていると思われます。伝統ある国なら、郷土料理を守ろうとするのは当然でしょう。
そもそも、和食認定されなかったら問題であるという意識が理解できません。料理が消えてなくなるわけではなし、日本発祥アメリカ育ちのオリジナル料理として、賞味すればいいだけの事でしょうに。日本人はビーフカレーがインド料理でないことは重々承知してますが、国民こぞって愛してますよ。
昨日は酔っぱらいが失礼を致しました。話題が、思いつくまますぎでした。
さてさて。昨日、ウエストサイズに微妙な目を向けていましたら、タイミング良く肥満ネタがニュースに登場していました。
曰く、赤ワインに含まれる「レスベラトロル」なる成分を抽出すると、肥満でも健康に長生きできるサプリメントが作成できるかもしれないと言うのです。マウス実験は成功しており、ただいま1〜2年をかけて、人間への効果を検証し始めているそうな。
肉体的に健康ならば体型はどうでもいいって訳ではないので、引き締まりボデーはやはり大事な訳ですが、ダイエット取り組みへの緊急性は下がるでしょう。
でもやはり、美味しい話は無料じゃございません。
ブドウやベリー類、ピーナツなどのナッツ類、緑茶などにも含まれるが、十分なレスベラトロルを抽出できる量となるといずれもかなりの高額となる。
肥満の沙汰も金次第。
体型よりも健康や寿命を優先して気にし始めるのは年齢を重ねてからでしょうから、「このサプリに大金を払うお年頃=長生き年代に突入済み」となりましょうか。服用を始めるのは既に高齢に達してからなので、効果があるんだかないんだか解らない、てなオチを期待します。ショートショートっぽく。なんでオチが必要なんだ。
忘年会の開始時刻が22時を回っていたせいで、〆の杏仁豆腐を店に献上して十数人が終電めざしダッシュする姿は、師走の風物詩なのでございましょうね。
デザートは大事です。中華料理の脂っこさを消してさっぱりさせる効果があります。明日うっかり、意味なく杏仁豆腐を買ってしまいそうです。
後ろ髪を引かれながらも、1分前にホームに到着できたのは幸いでした。泥酔者がおらず、駅で迷惑急病人を出さずに済んだのは、もっと幸いでした。
昼間、1年ぶりに出してきた真冬物ズボンが小さくなっていて、5分で腹がギブアップしました。買った時からきつかったから、クリーニングしてタンスに寝かせておいた間に縮んだんでしょう。はー杏仁豆腐食べたいな。
……いろいろ現実逃避してますよ(自覚あり)
天候が変で、地下で異例な事態が起きれば、これすなわち天変地異也。気象データの綾を面白がるていどの天変地異だけで、人生には充分でございます。
横浜の気温は0時の10.1℃を皮切りに、夕方17時まで下がりっぱなしでしたとさ。外気温の変化を体感する予定のない日で助かりました。
「昼間は朝より気温が上がるもの」だと本能が考えているでしょうから、体感での気温低下っぷりは実際の気温低下よりもかなり大幅で、体調を崩した人も多いに違いありません。風邪菌とインフルエンザウイルスとノロウイルスがうろついているこの時期、さて、乗り切れるかなあ。
お次は地異。12:11と12:29に、立て続けにちっちゃな地震がありました。十数分おきに続けて2回は珍しい。12時半の揺れの時に、2回分合わせてダンプカーか道路工事だったのかと納得しかけました。もっと震源近そうだったのに、いつもの千葉地下70〜80kmでした。M4.0とM4.1なので、本震余震ではなく、揺れたらつられて傍も揺れた、という感じなんでしょうか。いや、文句を言ってるわけではありません。「本震」がなくて、良かったです。
サイエンス枠の記事が、日本書紀に何の用かと思ったら、天文現象のチェックでした。
天文学の立場から、正確に計算できる日食や星食の日付が、正しく記述されているかどうかをチェックしています。
また、史学の立場からは、同時期に書かれた中国の文書との食い違いをチェックしていました。
流星や超新星などは、突発的なので、後から計算したり予知しておいたりするのは無理です。日本が物理的に本格的に孤立している国だったら、信憑性の確認は不可能だったでしょう。ご近所に別の国があったおかげで、お互い、いわばクロスチェックできたってことですね。やっぱ冗長化は大事なのだ。
それにしても、日本書紀編者のプロファイリングが、予想以上に詳しいのでびっくりしました。
天文現象を文章の演出に合わせて書き足す渡来中国人、天文現象記録は生真面目だが漢字遣いが下手な日本人、そして、天文暦は承知しているけれど実際の空を見上げない人……
日本書紀も、生身の人間が作った書物なんだなあ。急に身近に感じられてきました(^^)
折りに触れて夢を語るNASA。現在の夢は、2020年までに、有人月基地建設を開始する事です。そしてそこから、火星への有人探査船を飛ばしたいそうです。
魚心あれば水心。火星の方でも、有人探査隊を出迎えるためのデコレーションを地表に施してくれました。
2004年にマーズ・グローバル・サーベイヤーが撮影した火星に、液体の流れたような痕跡がありました。驚いた事に、1999年や2001年に同地点を撮った写真には、そんな痕跡はなかったのです。
素人目には液体が流れた跡にしか見えませんが、どうやら玄人目にも、液体が流れた跡にしか見えないようです。「水(H2O)」が名指しされているのは、大衆紙のおおらかさなのか、火星の地表温度と融点リストを見比べての御指名なのか。
水があれば生物がいるかもしれない。この「生物」は、微生物をばっちり含みますから、たとえ単細胞生物だろうと、存在していればそれが火星原住民です。
地球人による火星侵略にならぬよう、細心の注意を払って火星を探検しなくてはいけません。それには、真空殺菌が簡単で、フットワークの軽い月基地からの発着がふさわしい。いよいよ楽しみになってきました。
最大の問題は、NASAの夢計画は、ころころ変わるって点なんですよ……
ラテル、くびだ。黒猫を迎えに行け。
というわけで今日は、周囲置いてけぼりの濃ゆいトーンでお届けします。
太々しい黒猫が、名鉄岐南駅から名鉄岐阜駅まで、無賃乗車してしまったそうです。岐南駅ホームで、車掌がネコの乗車を目撃していたのに、なぜかその場では対応しなかったそうな。運行ダイヤを優先し……いやそれじゃつまらないから、精神凍結されたことにしましょう。うひゃひゃ。
中日新聞記事に写真が出ていました。なかなかの面構えで、そこはかとなくアプロです。インターセプターって青色だったんですね。
嗚呼、敵は海賊の新作を読みたいよう。神林せんせー。
商品発売と、実証実験成功という大きな差はありますが、長年壁際でひっそりしていたコンセントが、注目を集めまくっています。
まずは電力線通信。喜び勇んだPLCアダプタは、詳細を調べるうちに財布の紐が締まってきました。あれからメールをいただきまして調べました。別室で充電器を使うと速度が低下する、いやそもそも増設タップにセットすると通信が成立しないかもしれない、とのこと。初代はあきらめて、サービスコンセント付き機種を待つべきかもしれません。それでも、コンクリ壁の向こうにあるHDD/DVDレコーダを手元のMacから操作する日は、もうまもなくでしょう。
そしてここで、コンセントの存在に対する別のアプローチが出てきました。
厚さ1mmのプラスチックフィルムにコイルパターンを印刷して「ワイヤレス電力伝送シート」を作れば、シートのどこに電気製品を置いても給電が可能になるそうです。そういやちょっと前に聞いた覚えがありました。着実に実験が進んでいたんですね。実用化は「数年以内」と、なかなかの意気込みです。
さて。電力伝送シートの伝送量と質が、高速電力線通信の求める水準に達したとしたら……
壁紙や床材を電力伝送シート仕様にして、昭和が夢見た21世紀っぽい住宅へ一歩近付きそうです。
そうそう、留守番ロボットの稼働時間も、心配の必要がなくなるかもしれません。
研究者同士の交流が活発化して、お互いを活かし合う新技術が開発されるといいな。
p.s.大学教授が、PLCで電波障害が起きると訴訟を起こしたんですね。実際に障害が起きるかどうかはさておき、学問畑や趣味世界の住人が、「必要性の有無」を振りかざす戦法をとっては駄目です。趣味のアマチュア無線も、天文学も、「社会における必要性の有無」で強気になれる立場ではないので。
経済産業省が、2006年に活躍したロボットを10体選定して、「今年のロボット」大賞2006・優秀賞を授与したそうです。
12/21に、ノミネート10体の中から、栄えある大賞受賞者が決まるそうな。
『将来市場創出への貢献度や期待度などが高いとされるロボット
』を選ぶので、二足歩行の著名ロボよりも、地道に新技術を取り入れているロボが優先されているように思います。
そうかあ、自律型の深海巡航探査機「うらしま」は、ロボットなんだねえ!
政治面から考えると、大賞は一見、経営基盤の弱いベンチャー作品に与えて箔を付けた方がいいように思えます。しかしよく考えれば、ベンチャーは表彰状があろうがなかろうが、ロボット開発に全社一丸となって取り組んでいます。危険なのはむしろ、財務部門が数字いじりばかりやっているような団体でしょう。大企業や、省庁所管の独立行政法人――いや、具体的にどことは申しませんが。
ところで、基本的な質問をして宜しいですか。
この賞って去年もありましたっけ。(基本的すぎる)
賞の連番が年号のため、実施回数が不明なんですが、ウェブサイトに歴代受賞ロボ等の掲示や賞の沿革がまったく存在しません。これはもしかして。
今から選ばれるロボが、初代大賞ロボットになるんでしょうかね?
どういう基準で審査されていくか、楽しみです。
企業系サイトで、広告特集っぽい頁はつい飛ばしてしまって読まないのですが、もしかしたら面白いものを色々見逃しているのかもしれません。
「古代マヤの水の魔法使い」をモチーフにした穴あけパンチがあるんだそうな。早い話が蛙です。A4用紙のセンターゲージがあって、実用性もありそうです。二穴パンチとは明記されていませんが、大きさから考えて、多分二穴でしょう。職場のデスクに置いたら和むなあ。蛙モチーフといっても、新人OL御用達みたいなキャラクターグッズっぽさはありませんから、誰でもさりげなく愛用できそうです。欲しいなあ。ドイツかと思ったらイタリア製でした。
ヤマギワオンライン価格、8,400円也。
一桁間違ってます。
値段が和めません。
ううむ。せめて、店頭で実物を眺めてみたいものです。どこにあるかな。角度を変えても蛙っぽいのかどうか、けっこう気になってたりして。
世の中が、2006年総括・2007年迎撃態勢へとじわじわ移り始めました。早いなあ。一年はあっという間だなあ。
いや、本当にあっという間だったんだろうか?
一年を短く感じるのなら、2006年に起きた出来事はすべて、ついこないだのように感じられる筈です。
AppleがIntel傘下に馳せ参じたのだとか。
東証が過負荷で全取引を一時停止したのだとか。
イタリアのトリノでイナバウアーと背中反らしが一体化したのだとか。
ドイツのドルトムントで世界の壁の分厚さを思い知らされたのだとか。
みんな2006年でした。
うわあ、とんでもなく昔に感じるよ。
一年はあっという間なんかじゃありません。お詫びして訂正します。
「横浜市営地下鉄で人身事故」という電子字幕を駅で見掛けました。
地下鉄で、というかあの路線で飛び込みは珍しいように思いました。年の瀬だからか。帰宅に支障はなかったため、5分後には忘れていました。
帰宅後。ニュースを見ます。
――命を落としたのは、線路点検中の職員2名でした。そう、正真正銘の人身「事故」だったのです。
人身事故=自殺という思い込みが、いつの間にか出来上がってしまっていたんだなあ。
そして、同じ死亡者でも、事故死は悼み、自殺は日常行事として消化してしまう対応を身に付けていた事にも、改めて気付きました。
荒んでいるのは、誰の心なのやら( _ _)