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えりぬき
行って来ました科学機器展。どうにかして業務と結びつけられれば、有休を減らさずに済むのですが、それは別の算段。
情通研の3D空中映像、拝見です。肉眼で見る甲斐はあったというのが、率直な感想でした。くっきり浮かんだ像はゆがみがなく、ついつい、触れるか試してしまいました。
スペック上の視野角である30度が、実感としてかなり狭いです。外れると、平面的な鏡映像が2個ほど映り込んで魔法が解けます(魔法じゃない)。
ただし平面なので、焦点距離や鏡面サイズの制限はありません。鏡面の範囲内でしか鏡映像が浮かばないため、鏡が大きければ大きいほど見やすそうです。凹凸が逆になるのと、正対したら網戸状に透けていて鏡にならないところが、意外でした。あとうっかりしていたのが、単に反射させるだけなので、実物だろうと動画だろうとほいほい鏡映像化できる点ですね(動画はぺらぺらになります)。
動力源も配線もプログラムもいらない、いわば単なる1枚パネルなので、応用への夢が膨らみます。
懐かしのインベーダーゲームテーブルを用意して天板をこの鏡に替え、モニタ筐体が埋まっていた空間にオブジェをセットすれば、3Dテーブルの出来上がり。その上に水槽を乗せて、覗き込むと謎生物飼育中に見える、てのも面白いかも知れません。素子自体の性能向上とともに、「真正面から覗くと仕掛けが見えてしまう」弱点をどうやってカバーしていくかが、課題の一つになりそうです。
電力線利用LAN(PLC)実現のアダプタは、松下が12/9に発売予定だと、11/13付雑記録で書きました。そして、設定にはWindowsが必要だとも。
そしたら今度はアイ・オー・データから、「設定不要」のアダプタが発売されると言うではないですか。
確認のために松下を見に行きました。微妙に仕様が変わっていました。対応OSがWindows、MacOS X、Linuxの3行に増えています。……え?
てなわけで、めでたく、松下機も検討対象に入ったのでありました。
選択肢が増えたとはしゃいでスペックを比較し始めたら、似すぎていることに気付きました。OEMなんじゃないか。うむ。外観の背面が似すぎですよ(しぼむ嬉しさ)。
でもまあ、アイ・オーから製品発表がなかったら、松下のスペック変更にも気付けなかったわけだから、これはこれで良かったのでしょう。松下にするかアイ・オーにするか、はたまた全くの別社製品にするか、買い物プロセス中で最も楽しい「試行錯誤」プロセスのはじまりはじまり。
京都府立植物園で、開園とほぼ同時に植樹されて愛されてきた染井吉野が、7/19に倒れてしまいました。
病気にかかっていたこともあり、染井吉野の80歳は天寿全うだろうと、切り株を完全に掘り起こして片付ける事になりました。
綺麗に掘り出された根は、職員の手で……原形のまま、ニスを塗られました。
植物園の展示品として新たな生命を与えられたのです。
『開園時から園の歴史を見守り続けた桜を捨てるのはしのびない
』と活用法を考えて、標本案を思いついたそうです。素晴らしい話ではありませんか。コンピュータ並の判断力しか持たず、ペットを生ゴミ処分するようなギスギス人間が増えている時代だけに、ほっとしました。これぞ本物の、「心のゆとり」ですよねえ。
東京横浜で会社員をだらだらやっておりますと、天文年鑑の購入動機が、惰性と衝動、になってしまいそうです。
でも2007年版天文年鑑は違いました。天文学で、久々に学者が主役になった年の翌年ですからね。
さて気になる冥王星です。情報量は2006年までと変わらず、惑星並を確保していました。ソフトランディングかなと頷きながらあちこちの頁を拾い読みするうち、各記事の締切日に差がある事が解ってきました。
月や惑星の軌道は、突発的事件が起きない限り、百年単位で確実な位置が算出できます。つまり、本の作成において、惑星の原稿は、早々と締め切って構わないものなのです。そしてそのとおり、冥王星の項目に付けられた文章は、国際天文学連合の決議前に書かれたものになっていました(惑星の定義を論議中と記載)。
ところが小惑星の項目では、"dwarf planet"までもが、丁寧に解説されていました。かなり遅い締切です。基本的に安定していて軌道を計算しやすいとはいえ、小惑星は、新規に発見されたり、軌道に修正が入ったりすることがあります。あまり早く原稿を締め切らない方がいいという判断なのでしょう。
また、衛星の項目は、表フォーマットは早めに作られ、文章でフォローしているように感じました。
人工衛星打ち上げデータの収録期間が前年8月〜7月末なので、第一締切は8月上旬あたりだったのかもしれません。
もちろん、決議を受けて全面改稿したとも考えられますが(^^;)どちらにせよ、毎年、ど素人にまで貴重なデータを公表下さり、感謝感謝でございます。
そうそう。冒頭におかれた概観展望にも、普段だったら気に留めない、2006年度の日付が顔を出しています。10/16は過去で、11/9が微妙な表現でした。
表題はAstroArts記事より。いかにも天文学らしい、爽やかな形容詞と数値の組み合わせです。
これまで、月での最新の火山活動は、30億年前だと考えられていました。そのため、死んだ天体だと言われていたのですが、よく調べたら、たった100万年前に火山活動が行われていた可能性があるそうな。
古生物学や地質学みたいな年数感覚だなあと思って、ふとセルフツッコミを入れました。いやこれ実際に地質学やがな。
百万年どころか、数年前にも、月で火山らしい発光現象が起きていたそうです。早く月探査行って確認しなくちゃね。
生き物みたいに扱って月の生存を喜ぶよりも、「月基地火山噴火SOS!」な50年代SFが現実味を帯びそうな事の方が心配です。月基地計画の未来はどっちだ。わくわく。
買い物しようと町まで出掛けるたびに、あちこちでクリスマスイベントタイムの合唱に出くわす季節になりました。それどころかTDRでは11/7から、クリスマス当日さながらのショーが続いています。
西欧キリスト教国育ちの人々にとってクリスマスは、日本でのどのタイプの年中行事にあたるのかな。
正統派クリスマスソングの歌詞があまりにも誕生日祝いっぽいので、1ヶ月以上も前に歌うのってどうなんだと首をかしげてしまうのですが、まあ年中行事ですし宗教ですし、有名人の誕生日てな感じとは随分違うものなんでしょう。
解答予想は、意外性(?)で1の新年パターン。カウントダウンの日々は別途楽しみ方が用意されているらしいので、フライングはしなそうだと思います。
それにしても、おせちサンプル見たりツリーオーナメント見たりしていると、何月何日だか忘れてしまいそうなほどの12月っぷりです。師走が猛スピードに感じられるのは、こうやって早々とカウントダウン態勢に入っちゃうからってこともあるんじゃないですかねえ。
すんません、どなたかもう少しかみ砕いて下さい。興味津々で読み始めたのに、ITmedia記事冒頭でいきなり躓きました。
「虚像」である鏡映像を「実像」として空中に結像させる光学素子を、情報通信研究機構と神戸大学が共同開発した。
ええとー。
空中とか結像とかの細かいキーワードにひっかかってしまい、空中元素固定装置がちらついて仕方ありません。
鏡の中に映し出されていた像を、空中に映し出してしまおうってことなんでしょうかね?
百聞は一見に如かず系だと思われます。ならば、一見する貴重なチャンスは掴まねば。反射的に「全日本科学機器展」に事前登録しそうになって、……躊躇して中断しました。どんな展示が他にあるのか、先に調べたらどうなんだ(^^;)物見遊山野次馬が混ざっても、邪魔にならない空気の展示会なのかなあ。そうだといいなあ。
コンセント(電力線)経由のネット接続がもうすぐ日常のものになると喜んでいたら、先端研究はその先に進んでいました。
部屋の照明を、人間に感じ取れないスピードで明滅させ、そこに情報信号を潜ませて、無線ネットワークとして活用する方法が編み出されたそうな。5年以内に実用化を目指す、という、この「5年」がたまりません。あっと言う間じゃないですか、5年。
ただ、手放しで喜べない部分もあります。
音楽CDで、可聴域外の音を削ったら、音楽マニアの耳に違いが判ってしまったというような噂話を聞きます。光の方はだいじょぶなんでしょうか。点滅間隔が不均等になって、感じ取れない筈なのに何故かイライラする、などという影響がありゃしないのかなと気掛かりです。人間の知覚、意外と馬鹿にできないっすよ。
別に「ぬれ煎餅を買いにちょっくら銚子まで」行ってきたわけではありません。
ケータイでテキストファイル編集だとかアップロードだとかFTPだとか、の技術が進化する前に、モブログが栄えちゃったのは、少々残念な事だったなあと、Movable Typeセットを貰うだけ貰って何もしていないずぼらは勝手に思うのでありました。
降参です。
電車運行維持のためにぬれ煎餅を買ってください!!
電車修理代を稼がなくちゃ、いけないんです。銚子電鉄商品購入と電車ご利用のお願い
手作り感溢れるウェブサイトのトップ頁に、上記の名台詞。一瞬、ファンサイトに来たと信じました。
鉄道会社の公式サイトに載る文章じゃありません(/_;)
同じくトップ頁に躍る『出発進行 WAVEサウンド 16KB(申し訳ございません故障中です。)
』にも、やられました(赤色は原文のまま)。出発進行が故障中って。意味深すぎる切なすぎる。鉄ちゃんではないんですが、何かせねば!と義侠心に駆られてしまいました。
ぬれ煎餅は、千葉県を中心に、あちこちで購入できるそうです。でも、横浜方面だとツテがないんですね。東京駅一番街の入船堂本店か、大丸かな。
ps 11/22分の更新は、48時頃になる予定です。
1996.11.07に打ち上げられたマーズ・グローバル・サーベイヤーは、1998年までの探査予定期間を遥かに越えて、こないだの10月末まで黙々と働いていてくれました。
ところが、11/7へカウントダウンあと一息という11/3、交信状態が途切れ始めて、いまや迷子だそうです。
マーズ・グローバル・サーベイヤーと言えば、所謂「火星の顔」が、撮影タイミングとゲシュタルト認識の生んだ偶然に過ぎないと教えてくれた、冷静な科学の申し子ではありませんか。迷子にさせてる場合じゃない。探そう探そう。
でも、NASAが一所懸命探す理由は、サーベイヤー自体の安否ではなく、軌道が他の観測機の邪魔にならないかの確認なんだろうなあ。発見したからって、何もしてあげられないのが辛いです。電池寿命、なんですかね?行方不明で終わりじゃ悲しすぎるので、最期を看取ってあげたいぞ。
なんてこったい。北海道地図社データを使っていた筈のてるジオが、いつの間にか地図データ提供元をGoogleマップに切り替えていました。華胥国博物院「地図サービス独断比較」を更新します。
てるジオを削除、ついでにits-mo Guideを次点へと一歩後退させました。goo地図で建物輪郭を見る方法を身に付けたら、its-mo版はすっかり使わなくなりました。ゼンリン直営なので、gooが提携先を切り替えた時のために取っておきます。
あ、それから、ASK.jpも削除しました。ちず丸しか使っていない事に気付いてしまったので。
北海道地図社データを使った無料地図サービスは、なくなってしまったんでしょうかねえ(;_;)
こないだの津波は、当日夜は警報からぶりだったかのような印象だったのに、日が改まってみたら漁船は転覆するわイルカは死ぬわで結構な被害が出ていました。
津波のメカニズムを、東北大学災害制御研究センターがコンピュータでシミュレートしたそうです。「天皇海山列」という聞き慣れない海底山脈で海底が凸凹していたのも、津波到達時刻が遅れた一因だったとか。
シミュレーションで再現できるんすね。その割には、何故に、予報の精度が悪いんでしょう。
パラメータを与えてもらって演算するって点では、災害の発生前でも発生後でも、コンピュータにとっては同じ事なのになあ。
地震と違って津波は、発生から到達までに時間の余裕があるんだから、刻々と解析し続ければ、もっと情報精度を上げられる気がします。狼少年にならないために、気合いを入れてくれい。
ネットやテレビで、「あのネズミ」を、禁忌や忌み言葉のごとく扱う場面をしばしば見かけます。
言及しただけで問題視される事は、実際にはあまりないような気もしますが、冗談半分本気半分で固有名詞をぼやかしたり目隠し線を描いたりするのが、お約束のようになっています(^^;)
お陰様で、肝心のTDRそのものにいる時まで、剥き出しのミッキーが野放しになっている姿にたじろぐようになってしまいました。
ブランドバリューの保持方法として、それってどうなんだ。
てなわけで、TDRで一番怖いアトラクションはタワーオブテラーであると、実証検分して参りました。寒かった。
レミドドソ。異星人の皆様にご案内申し上げます。
地球にお立ち寄りの節は、ケンタッキーフライドチキンをぜひどうぞ。
アメリカネバダ州レイチェルのUFO銀座、通称・エリア51に、カーネルサンダースおじさんのロゴが設置されたそうです。静止軌道から見えるとの触れ込みです。衛星から見える企業ロゴは初めてとか。どうにも、ワイドスクリーンバロックの気配が漂ってしまいます。嫌いじゃないです。
触れ込みですというか、既に衛星写真が掲載されていました。Google MapsやGoogle Earthに反映されるのはいつでしょう?Mapsの方が写真寿命が長そうな印象があるので、次回更新時は、カーネルおじさん入り画像を使ってほしいです。現状のエリア51地図画像は解像度が低いので、その向上を兼ねて、ぜひ。
2006.06.28付雑記録で、なにわの衛星まいど1号の完成予定が2007年秋だと知りました。当初が2006年春で、1年半遅くなったとの報でした。
今日もまた続報です。まいど1号候補のSOHLA-1が、遂に、ハードウェアの組立を完成して一般公開されました。ここまできましたか!
別設計の2機、SOHLA-1とSOHLA-2を同時に開発しているそうです。「まいど1号」になるのは先に打ち上がった方という事で、SOHLA-2の方がまいど1号になる可能性もあります。
可能性もありますと言うか、どうやらそうなりそうなのです。SOHLA-1は2007年秋システム完成で2008年打ち上げ、SOHLA-2は打ち上げが2007年中との予定……日程が逆転してますね。
まあ、連番の遵守は、こだわるべきポイントではないので、両方無事に上がればめでたしめでたしですよ。システムエラーは恐ろしいものです。なにとぞじっくり作り込んで下さいまし。
むしろH2Aが待っててくれるかの方に不安が、いや、何でもありません。
本日の帰宅はちょうど20時半でした。偶然点いたNHKから、臨時ニュースが流れ出てきました。どこかで地震か。インターネットで見てみよう。
おかしいなあ、警報未発表になってるぞ?
巡回した限り、ネット最早だったのは、WeatherEye掲示板への一般投稿でした。しかしこれはNHKニュースの紹介ですから、ネット情報というよりはテレビ情報ですね。有感地震であれば、揺れてる最中に第一報を書き込む猛者のいるタイプの掲示板サイトが、ネット情報として最早だったかも知れません。
今回の場合、警報を出すと決めた20:30が災害発生時刻のようなものですから、NHKはロス0分、ネットはロス約10分とみていいでしょう。津波前の貴重な10分を手に入れるためには、ネットではなくテレビが必要なのでした。情報スピードが速いように見えながら、寸刻を争う場合にはテレビに惨敗するインターネットは、まだまだ、インフラとしては未熟でございますよ。
東急ハンズという名のおもちゃ箱。いくらでも時間を潰せる、癒しの空間です。
だというのに。
東急ハンズの売上が全店で落ちてきていて、藤沢店はまもなく閉店、そして渋谷店では、一回しか使えない大技でテコ入れが図られるそうな。 持ちビルだった渋谷店を売却し、その売却益を使って経営を立て直すそうです(営業自体は同じ場所で続ける)。土地という資産がなくなって、家賃を払う事になりますが、一時的に大金が手に入ります。もちろん、長い目で見ての損得は別問題です。そんなに追いつめられていたのか。
人々が、あてがいぶちの完成品でばかり遊ぶようになり、素材から創造する力と楽しみが失われているのでしょうか。
それでも、「既製品のラインナップを充実させる」方向でのテコ入れは、自殺行為なのでやめてほしいです。それならFranc francでも伊東屋でもいいのだ。ハンズの存在価値が消えてしまう。泥臭くてもこつこつと、ハンドクラフトの友を充実させ続けて下さい。切に願います。
結論。
デイリーポータルZ、もっと頑張れ。
コンセント経由のLANを実現する機器が、松下電器から遂に商品化されました。親機と子機で2万円、高額だという評価もあるそうな。なに、林檎UFOを思い出せば、驚く値段でもありません。
有線と違ってケーブル配線がいらず、無線と違って、鉄筋建物だろうと複数階配置だろうと信号が届く。ここだけ聞くと夢のようです……が、そう何もかも完璧とは参りません。アマチュア無線や電波観測の邪魔になりそうだというパブリックな心配とともに、思わぬ原因で減衰するという問題もありました。
ドライヤーや掃除機、調光機能付き蛍光灯(調光しなければ影響はない)などから発生するノイズにより通信速度が10%程度低下する。また、携帯電話などの充電は信号を吸収するため、同じく速度が低下するという。
2007年発売商品は、この速度低下を解決するべく、テーブルタップを兼ねるそうです。
いっそ、もっとサイズが進化して、「ごつめのテーブルタップ」になったら素敵だなあ。値段もこなれて、タップ売場にうっかり並んじゃうのだ。うっとり。
また覚える言葉が増えてしまいました。コンセント経由のLANはPLC(Power Line Communications)、日本語訳は電力線通信。メモメモ。
……まあ、導入に当たっての最大の問題点は、例によって例のごとく、毎度お馴染み、
設定画面参照にはWin98SE以上かつIE6以上必須
という、いわゆるシェアの壁なんですけどもね。ブートキャンプ使いにゃ壁じゃないのか。ちと悔しい。
今朝早くの強風が、木枯らし1号と認定されました。
立冬の11/7にも、おっそろしい強風が吹いていたじゃないか。あれは何で落選したんだ。気象庁で再確認しましたら、強風は強風でも南西の風でした。なるほどね。木枯らしは北の風じゃないと駄目なのです。
寝てたせいなのか横浜と東京の風力差のせいなのか、てんで木枯らしらしさを感じられず、ひとつ年中行事を欠かした気分です。
偶然去年と同日でしたが、東京管区気象台記録を見る限り、温暖化語りの肴にするのは無理そうです。とっ散らかってまっせ。最早記録は10/13、期間の定義が『10月半ば頃から11月末日まで
』なので、記録更新はもうないでしょう。
東京と大阪でしか発表されない、ローカルな気象のお知らせなのでありました。そうかー。横浜の木枯らし1号は存在しないのか。少し寂しいな。
電車内で座っていたら、隣の男性が大きめのノートパソコンを広げました。意識しなくても画面が視界に入ってくると、アイコンの字が読めてしまうものです。ところが、認識し損ねました。ん?
改めてチラ見させていただきました。あっ。ハングルだ。韓国語版Windows XPでした。使用者は日本人・表示言語は日本語だと思い込んだから、読めなかったのね。ハングルも読めないから、読めないままではあるのですが、ハングルの字と認識できる前、謎のカタカナに見えたのは興味深かったです。脳の認識力は柔軟だなあ。
しばらくうとうとして、再び目を開けたら、ノートパソコンのOSがMac OS Xに変わっていました。
人とパソコン筐体は変わっていません。トラックパッドは2ボタン、間違いなくWinノートです。
なんだ?なにが起きたんだ?Mac OS Xのインテル対応って、こういう事だったっけ?
謎のひとときで御座いました。
まったくもって不慣れな土地で、国道と県道のどちらを通るかと尋ねられたら、つい機械的に国道を選んでしまいそうです。
そこには、重要なものほど上位の機関が管轄しており、周辺の接続道路も整備されているに違いないという暗黙の前提があります。カーナビがルート検索で国道経由を選びがちなのも、同じ前提によるものでしょう。
ところが、現実の道路はしばしば、その前提を破っているというから面白い。
山口県萩市へドライブするときは、国道より県道を使う方が快適なのに、機械的にルート検索するカーナビがそれに気付けず、地元住民にとっては非常識な道筋を案内してしまうのだそうです。
萩市からクレームがついて個別対応することになったそうですが、ちょっとこれは、格好の良い解決方法ではありません。細かい道路事情を考慮して、机上でなく現実のお勧めルートを案内するのは、今のカーナビには荷が重いかな(^^;)
ともあれ、カーナビを信用しすぎて障害物に突っ込んでいく人が出現している御時世です。道案内という、カーナビ本来の機能において、一日も早い進歩が求められています。楽しいドライブの賢いお伴が、さらに賢くなりますように!
6:10〜9:10。朝ラッシュの真っ最中。道を急ぐ人々の頭上で、水星が3年半ぶりに、太陽の前を通過していきました。
なあに、122年ぶりの金星日面通過を味わい損ねたのに比べれば、3年半ぶりの現象を見上げる暇すらなかったのなんて、些細な事ですよ。金星日面通過の方が、元々レアです。
次に日本で水星日面通過が見られるのは、26年後の2032年11月13日、と。長いなあ。ちなみに金星日面通過は、6年後の2012年6月6日だそうです。
天文学的尺度ではなく、21世紀初頭を生きる個々人の尺度で言ったら、金星日面通過の方が身近じゃないか。いやまあ、金星はその次が2117年12月10日だから、2012年が個人用ラストチャンスである事に間違いはありません。
さて、ここまで熱く語ってきましたが、何を隠そう、日面通過観測に対する情熱は、それほど強くはないのでした(^^;)
バーチャル体験・映像技術力にあふれるこの現代。ある視覚体験が実体験かどうか判定する基準が、いつの間にか、「直視か否か」になってしまっているようです。
黒マジック塗りの下敷きにも、フィルムの切れ端にも駄目出しがされ、基本的に投影板やスクリーン経由で見る事になった太陽面観察は、臨場感がどうしても足りません。実物から顔を背けているせいなんでしょね。なんとかならんのかな。加工映像っぽさを消し去る方法が、2012年までに出来上がるか、2032年までかかるのか。楽しみにしておりますです。
昨日が立冬だったからって、いきなり最低気温10℃ちょいまで下がらなくてもいいじゃありませんか。
まだ通常営業に戻らぬ職場の帰り道、吐く息がほんのり白くなりました。
昼間はガラス越し直射光であったまったりしていたので、落差が厳しいです。参ったねどうも。
それにしても。台風は数日前からほぼ予知でき、地震は心構えができていますが、竜巻はどうにもこうにも慣れません。実はけっこう頻繁に発生しているそうですね?落雷と同様、運不運としか言いようのないピンポイント被害なのが切ないです。同じプレハブの1階と2階で明暗が分かれるとは、もう、人知ではどうしようもない。
発生件数の多さに改めて驚く一方で、横浜は坂が多いから竜巻向きの地形じゃないに違いない、と、勝手に安心してしまい、別世界の出来事というイメージが抜けないのも事実です。「竜巻」という言葉との初遭遇がオズの魔法使いなのがいかんのだな。反省せにゃ。油断禁物。
肉体労働デイズな会社帰り、ラッシュアワーの電車内で、ぶら下げた袋の中からケンタッキーフライドチキンの香を振り撒いている人がいました。
独特の油臭さが苦手な人には、つらい空間だった事でしょう。
あいにく好きな匂いだったもので、……やはりとても辛い閉鎖空間となりました。
おなかがすいたよー。
奪い取りたくなって頭がぐらぐらしたじゃありませんか。
香り高い食物は、真空パック級に密閉するか、さもなくば、乗車駅ではなく、お住まいの最寄りの駅でお買い求め下さい。車内平和のために、是非。
身過ぎ世過ぎの話はなるべく避けているんですが、今日はへとへとであちこち見て回る気力がありません。
連休前に事務所が引っ越しをしまして、今日は日がな荷ほどきの肉体労働で終わってしまいました。なんだかんだで不思議と、業者が済ませてるはずの机配置やキャビネット配置をもういちど動かす羽目になるんですよ。体重の掛け方をミスって、微妙に腰が痛いです。
作り付けのコンセントの穴数が減っていて、配線をどうしようかと愕然としました。OA時代はコンセントが足りないと身動きがとれないと、痛感しました。結局、引っ越し前に捨てかけてためらって梱包に放り込んでた延長コードが大活躍。そんなもんです。火ぃ吹かなきゃ良いけど(笑えない)。
Wikipediaは百科事典とは呼ばれていても、しょせんは個人執筆物の集まりだから、信用しすぎてはいけないと常々用心しています。
でも、嘘そのものは書いていないと思っていました。
甘いったらありゃしません。
ドイツ語版のWikipediaで、正規のページから、無害なリンク先にみせかけてウィルスをインストールさせる手口を使った馬鹿がいたそうな。
URL自体は正しいので、フィッシング(に分類されるんでしょうねこれ)としちゃ厄介ですよ。防ぎにくい。
更新されたての項目は、Wikipediaマニアがひとしきり巡回してくれるまで、読まない方がいいってことかな。最下行に出てる最終更新日をチェックした方がよさそうです。
世知辛い世の中だなあ。
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どっかの警察のサイトに行ったら、メールアドレスが画像表示になっていました。スパム避けで使われる手法の一つです。
警察がスパム避け。そこまでしなくちゃいけない御時世なのか。
業者の無差別さに笑いながらも、ちょっと引っ掛かりを感じました。
無差別スパムの送信自体を、罪に問う事は出来るのかな。
もしできるとしたら、警察はお手軽なネズミ取りのチャンスを逃してしまっている事になりはしませんか。ネズミ取りというかゴキブリホイホイですね。仕掛けは、メールアドレスをインターネット上に無防備に置いておくだけでよろしい。そしてスパムを送ってきた業者を、まとめて御用。
できないとしても、警察への連絡をスパム行為で邪魔した公務執行妨害で御用、……と、いけそうな気がします。
けーさつは公僕なんだから、己の身をちっちゃく守ってないで、市民のために体を張って犯罪者を取り締まって欲しいものです。いっぱい犯罪者を捕まえれば、成績も上がるよお。
ps 「どっかの警察」と書いたのは、別にぼかしたわけではなくて、単純にどこだか忘れてしまったから(^^;)
調子に乗って夜遊びしていたら、昼夜の温度差に鼻が負けてきました。
昼も、見た目より体感気温が低いですね。
記憶していた終電乗り継ぎダッシュがいつのまにか無効になっていて、愕然としました。最近夜遊びしてなかったんだなあ。改定後ダイヤの方が終電が遅くて、一人慌てる間抜けの図で済んだからよかったですよ。終電逃してのタクシー待ちは、心身財布に堪えるから嫌いなのだ。好きな人もいないでしょうが。
11/3店頭発売ながら、通販予約組にはじわじわと手元に届きつつあるようです。予約心をくすぐる、正しい予約特典の姿ではありますまいか。
チューインガムの時は、ディスプレイがつかないことに失望の声も聞かれました。今回のバチクリップはどうでしょう。なんかもう、これだけ小さいと、ディスプレイを搭載するスペースがないよと言われればあっさり納得してしまいそうです。
本気で小さいねえ。ランダムチョイスで数分の曲をたくさん聴くといった使い方の人は、充分でしょう。
レビューによれば"隙"があるようなので、iPod周辺サードパーティの新展開を楽しめるかな?
音楽機器のはずなのに、「音質」のチェックがあることに驚いてしまいました。失敬。
2008年5月まで、耐えろハッブル望遠鏡!
何かの次回予告みたいになってしまいました。見捨てるかどうか逡巡されまくっていたハッブル望遠鏡に、今度は救いの手が差し伸べられました。手の主は、一旦引っ込めた張本人のNASAです。スペースシャトルによる有人補修フライトが、2008年5月に行われると発表されました。
2004年から5年にかけて、放棄だ遠隔修理だ太平洋落としだと騒がれ、鶴の首がすげかわって一声が発せられ、また水面下に戻るという、複雑怪奇ななりゆきとなっていたのです。学術的価値命の学者と、予算枠第一主義のアメリカ政府の間で、一悶着あったようですよ。
修理フライトまでにはまだあと1年半ありますので、延命決定と断言するには早いかも知れませんが、とりあえず一安心です。天文学者vsアンクルサム、冥王星騒動に次いで天文学者の2連勝ってことになりますかね。別に対戦相手じゃないか。